ZTE AXON 7 miniは2016年10月に発売されたSIMフリースマホです。
日本初のDolby Atmosを採用し、最高水準のオーディオ専用チップ、迫力のあるデュアルスピーカー、高性能カメラ、DSDSと多くの魅力が詰まったスマホとなっています。
ですが、デメリットがあるのも事実でネットではいくつか不満があがっています。
購入してから後悔してしまわないよう、この記事ではZTE AXON 7 miniのデメリットや注意点を中心にまとめてみましたので購入を検討されている方は是非ともご参考ください。
ZTE AXON 7 miniの悪い評判・注意点
DSDSかmicroSDかどちらかしか利用できない
ZTE AXON 7 miniのSIMスロットは2つあるのですが、そのうち片方がmicroSDと兼用になっています。
ですので、SIMを2枚使ってDSDSを利用する場合にはmicroSDは使えませんし、逆にmicroSDを使う際にはDSDSを利用することができません。
auやau系格安SIMは実質使えない
ZTE AXON 7 miniはドコモやソフトバンクのSIMでは通話・通信ともに広いエリアで利用できますが、au回線に関してはauのLTEプラチナバンドであるBand18やauの通話で利用する通信規格CDMA2000に対応していません。
ですので、ZTE AXON 7 miniではauやau系格安SIMは実質使えないと思った方がよいでしょう。
キャリアアグリゲーションがいまいち
キャリアアグリゲーション(CA)は、複数のバンドを掴んで通信速度を向上させる技術ですが、ZTE AXON 7 miniではバンド3+バンド19の組み合わせしか利用できません。
ドコモのLTE主要バンドは1ですので、CAを利用する場合はバンド1とバンド19の組み合わせの方がより通信速度が速くなるのですがZTE AXON 7 miniではそのような組み合わせはできません。
Wi-Fi通信規格であるacに非対応
ZTE AXON 7 miniはWi-Fiの通信規格であるacに非対応です。
最近のWi-Fi通信規格として登場したacですが、これに対応していればかなりの通信速度を得ることができますが、ZTE AXON 7 miniは対応していません。
VoLTEに非対応
通話の音質を向上させてくれるVoLTEですが、ZTE AXON 7 miniには非対応です。
おサイフケータイ非対応
近年電子マネー化が進んでいる中、ZTE AXON 7 miniはおサイフケータイに対応していません。
防水防塵機能なし
ZTE AXON 7 miniは防水防塵に対応していません。
ですから、長く使いたい人であったり、海や最近はやりのナイトプールで自撮りをしたいなんてときには注意が必要です。
スポンサードリンク
ZTE AXON 7 miniの評価
ZTE AXON 7 miniには以上のような問題点がありますが、ZTE AXON 7 miniはZTEのフラグシップモデルで、2016年に発売のハイスペックSIMフリースマホに並ぶ性能を持ち合わせています。
また、日本初のDolby Atmos、最高水準のオーディオ専用チップ、迫力のあるデュアルスピーカー、高性能カメラ、DSDSといった機能や装備を惜しみなく盛り込んである点で魅力的です。
ZTE AXON 7 miniのスペック
ZTE AXON 7 miniはプロセッサに関してはさほど良いものではありませんが、値段の割にスピーカーやカメラ、デザインにまでこだわているのでコスパとして良いです。
機種 | ZTE AXON 7 mini |
OS | Android™ 6.0.1, Marshmallow |
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 MSM8952 OctaCore (Quad 1.5GHz + Quad 1.2GHz) |
GPU | ― |
画面サイズ | 5.2インチ AMOLED |
解像度 | 1920 x 1080ドット |
メモリ | 3GB |
データ容量 | 32GB |
カメラ | 前面800万画素、背面1600万画素 |
バッテリー容量 | 2700mAh |
重量 | 約 153g |
外部SDカード | microSDカード対応(最大128GB) |
寸法 | 高さ約147.5mm×幅71mm×厚さ7.8mm |
防水防塵 | × |
ワンセグ | × |
おサイフケータイ | × |
デザリング | ○ |
SIM | nanoSIM×2 |
カラー | イオンゴールド/クオーツグレー |
値段 | 39,800円(税別) |
スポンサードリンク
まとめ
ZTE AXON 7 miniは、高級感あふれるデザインに高画質カメラ、優れた音質、4G+3GのDSDS対応でありながら価格が39,800円とコスパとしては悪くないスマホです。
たしかに、プロセッサはそれほど良くありませんが、電話やメール、SNS、動画といった通常の利用であれが全く問題はありません。
基本的な機能が使えるスマホで、音質、デザイン、カメラにこだわりたい方にはおすすめのSIMフリー端末です。
当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
-
-
UQモバイル(この端末には使えないのでご注意ください)
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
-
BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
-
LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
-
U-mobile
テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。
高速通信使い放題のデータ通信無制限プランは月額料金も2980円と安いですし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもあります。
-