Zenfone3 Laserは2016年11月26日に発売され他機種で、ロングセラーとなったZenFone2 Laserの後継機種です。後継機種とはいっても性能はがらり変わっています。
ZenFone Laserシリーズは、simフリー端末ではこれまで価格・性能・機能のバランスを意識した点で人気でしたが、それに加えて細かいところまで手が届いたコスパの良い1台に仕上がっています。
一方で、数多くの不具合や不満の声も上がっています。
ここでは、Zenfone3 Laserにはどんなデメリットがあるのか知ってもらい、それを踏まえた上で購入を検討していただきたいと思いますので是非参考にしてください。
Contents
「Zenfone3 Laser」の悪い評判・口コミ
デュアルSIMであるもののDSDS対応でない
Zenfone3 LaserはデュアルSIM使用でありSIMが2枚入るようになっています。
しかし、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)には対応していません。
ですので、電話を待ち受ける用のSIMとネットワーク通信用のSIMを両方使用することができません。
サイズが大きすぎる
Zenfone3 Laserのサイズは5.5インチですが、男性でも片手操作がギリギリなレベルです。
ですので、普段片手でスマホを使われる方にはおすすめしません。
画面が勝手に動く「ゴーストタッチ」
Zenfone3 Laserで画面が勝手に動くという「ゴーストタッチ」が発生しています。
この原因としてタッチパネルのハードウェア依存の問題である可能性が高いようです。
通信速度が異常に遅い
特にWifi通信時に通信速度が異常に遅くなり、ウェブサイトの読み込み時などにいわゆる「パケ詰まり」が発生する報告があります。
ただ、電波状態に問題はなく、ルータ側にも問題はないようです。
Wifi使用によるバッテリー消費が大きい
場合によってはWifiの使用だけで15~20%も消費しているケースも報告されています。
高負荷ゲームには不向き
Zenfone3 LaserにおけるSoCのランクはミドル帯です。
以前よりもトータル性能は進化していますが、ミドル帯のSoCに搭載されているゲーム用のチップもミドルスペックであるため、3Dで高画質なゲームをする際にはカクカクする可能性があります。
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーションとは複数の電波を同時にキャッチし通信速度を向上する技術ですが、Zenfone3 Laserでは対応していません。
スピーカーの音質が前機種以下
前機種のZenfone2 Laserと比べZenfone3 Laserは、すごくこもった音になるようです。
Zenfone3 Laserのスピーカーにはアウトドアモードという機能があり、これをオンにするとこもってた音が抜けて聞こえるようになる一方で、今度はイヤホンから音漏れしているかのようなシャンシャンした音になるようです。
ac規格対応でない
近頃、b/g/nよりも高速な通信が可能なac規格に対応したルータが登場している中、Zenfone3 Laserはac規格に対応していません。
指紋認証速度がおそい
他の形態と比べて認証速度が0.15秒くらい遅く、サクサク指紋認証してくれる指紋センサーを使った人だときになるかもしれません。
防水防塵、おサイフ機能が非対応
大手キャリアでは搭載されている防水、防塵、おサイフ機能がZenfone3 Laserにはついていません。
Huluが見れない
発売されて間もないためか、2016年12月18日時点ではZenfone3 LaserでHuluは見れないようです。
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「Zenfone3 Laser」の評価
以上のようなデメリットがあるものの、Zenfone3 Laserは2万円台とは思えないほど高スペックのスマホに仕上がっています。
これだけ安いのにも関わらず、フルHDのディスプレイ・オクタコアCPU・4GBメモリを搭載しており、スマホの主な使用が、メールやメッセージ、インターネット、SNS、そしてカメラといったライトユーザにはおすすめの機種です。
「Zenfone3 Laser」のスペック
CPUはクアルコムの「Snapdragon 430」と処理能力はかなり低めです。
スペックが低い機種でRAMが4GBと大きいのはかなり珍しいです。
ディスプレイ解像度とアウトカメラは平均レベル以下ですが、電池容量も多く、価格が抑えらえたスマホにしてはかなりスペックがよいです。
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メーカー | ASUS |
画面サイズ | 5.5型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (LEDバックライト) Corning® Gorilla® Glass 3 |
CPU | Snapdragon 430 1.4GHz オクタコア |
OS | Android 6.0.1 Marshmallow |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
カメラ画質 | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | microSIMスロット×1、nanoSIMスロット×1 |
通信(LET) | FDD-LTE:B1/B2/B3/B5/B6/B7/B8/B18/B19/B28 TD-LTE:B38/B41 W-CDMA:B1/B2/B5/B6/B8/B19 GSM/EDGE:850/900/1,800/1,900MHz |
Wi-Fi | EEE802.11b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth® 4.2 |
バッテリー | 3000mAh |
サイズ | 149 × 76 × 7.9mm |
重量 | 150g |
本体カラー | ゴールド/シルバー |
まとめ
Zenfone3 Laserは低めのスペックとなっていますが、価格の割には大変高いコストパフォーマンスを誇る機種だと言えます。
通話・メール・SNS・動画視聴といった基本的な使用目的であれば問題にならないぐらいのスペックですし、先ほど述べたデメリットが気にらなければ是非ともおすすめしたい1台です。
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当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
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UQモバイル
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
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BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
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LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
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