CMでも頻繁に見かけるUQモバイルとBIGLOBEモバイル。
この二つで迷っている人は多いと思います。今回はUQモバイルとBIGLOBEモバイルを徹底解説!
実は同じKDDIグループの二つ。どっちが良いか本記事で確認してみましょう!
Contents
UQモバイル・BIGLOBEモバイルはKDDIのMVNO!
KDDI傘下のMVNOは、UQモバイル・BIGLOBEモバイル・J:COMモバイルの3つです。実はUQモバイルとBIGLOBEモバイルは同じKDDIグループ。ですが、同じKDDIグループでも戦略は異なります。
UQモバイルはSIMと端末をセット販売する、どちらかというとキャリアに近い形態です。一方BIGLOBEモバイルはSIMのみを提供するビジネスに力を入れています。
KDDI傘下の中でも特にUQモバイルとBIGLOBEモバイルが目立っており、MVNO市場で急速に存在感を高めています。
【MVNO】・・・携帯電話会社から通信インフラ(回線)を借りることで、ユーザーにサービスを提供する事業者のこと。UQモバイルやBIGLOBEなどが当てはまる。一方でMNOというものがあり、こちらは自社の回線をユーザーに提供する事業者のこと。au・docomo・ソフトバンクなどが当てはまります。
UQモバイルとBIGLOBEモバイルのメリット・デメリット
それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
UQモバイルのメリット・デメリット
メリット1:速度が速い!
多くの人が利用する夜の時間帯などは、どこの回線でもサクサク動かないことがほとんどだと思います。大手キャリアの回線を利用しているため、利用者が多く仕方のないことではあるのですが、UQモバイルではauのプラチナバンド回線を利用しているため、通信速度が速いと評判です。
【プラチナバンド】・・・スマートフォンの電波の周波数。プラチナバンドで使われる周波数は700~900MHzです。この周波数のメリットは電波が入りやすいこと。基地局から届く電波が広く、山間部でもつながりやすいのが特徴です。
メリット2:無料通話がある!
UQモバイルの通話プランには『おしゃべりプラン』と『ぴったりプラン』があり、おしゃべりプランは5分間の無料通話が何度も利用可能というもの。また、ピッタリプランは基本プランに合わせて無料通話がつくという便利なものです。
また、月ごとにプラン変更が可能なため、どちらも試してあなたにあったプランを見つけてください。
メリット3:節約モードを使えばデータ消費しない!
UQモバイルには『節約モード』と呼ばれる低速モードがあります。送受信300kbpsまでならデータ通信量0円でサービスが利用できるというものです。
とは言え、300kbpsではできることとできないことがあります。
実際に下の動画を観てもらうとわかりますが、ネットサーフィンくらいなら、まあできるといった感じでしょう。
動画再生は厳しい感じです。
【節約モード時のUQ mobile版iPhone 5sでブラウジング】
【UQ mobile 低速モード300kbpsでYouTubeを見てみた】
デメリット1:2年目以降月額料金が高くなる
詳しい月額料金については後ほどお伝えしますが、2年目以降月額料金は+1,000円となります。
例.おしゃべりプランM
1年目:2,980円 ⇒ 2年目:3,980円
例.ぴったりプランM
1年目:2,980円 ⇒ 2年目:3,980円
デメリット2:3年目以降データ容量が半分となる
おしゃべりプランS/ぴったりプランS | |||
0~24ヶ月目 | 2GB | 6GB | 14GB |
25ヶ月目~ | 1GB | 3GB | 7GB |
このように2年目から容量が半分となってしまうため、2年後の契約更新月に解約するのがよさそうです。
BIGLOBEモバイルのメリット・デメリット
メリット1:大容量プランが選べる!
20GBや30GBといった大容量プランを選ぶことができます。当然値段は上がりますが、余ったデータ容量は家族間で分けることもできます。容量を気にせず使いたい人におすすめです。
例.音声通話SIM
20ギガプラン:5,200円 , 30ギガプラン:7,450円
メリット2:エンタメフリーオプションで動画が観放題!
BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションに申し込めば、対象サービスがデータ量を気にせず楽しめる。※6GB以上のプランを利用の方のみ申込みできます。
対象サービス |
|
デメリット:低速通信に切り替えができない
UQモバイルでは節約モード(低速通信)がありました。当然速度は遅くなりますが、データ容量は加算されません。一方BIGLOBEモバイルの方は低速で節約するといったモードがありません。
UQモバイルとBIGLOBEモバイルの料金比較!
月額料金を比較!
UQモバイル
画像引用:UQモバイル
BIGLOBEモバイル
画像引用:BIGLOBEモバイル
画像引用:BIGLOBEモバイル
画像引用:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルはデータ容量が充実
UQモバイルと比べて、ひと月のデータ容量プランが豊富ですね。
また、BIGLOBEは初月無料で利用できます。
UQモバイルの月額料金は契約期間で異なるので注意する
2年目以降はすべてのプランで+1,000円となります。UQ家族割適用月額料金(2台目以降)も同じく上がります。
料金を比較するとBIGLOBEモバイルがお得だが・・?
料金表を見てもらってわかるかと思いますが、料金を見るとBIGLOBEモバイルがお得でした。ですが料金だけで決めるのではなく、通信速度やサポートなど他のポイントもチェックするのが大切です。
というのもBIGLOBEモバイルはUQモバイルと比べて速度が速いとは言えません。
実際にツイッターでも次のような声が聞かれました。
BIGLOBE simの通信めっちゃ遅いんが
— アロエ (@alolo_yogurt) May 18, 2018
BIGLOBEの格安SIM使ってるんですけど、お昼ほんとに遅いですよね。。。
ツイッターは画像表示出来ないし、fgoに至ってはタイムアウトでサーバーに繋がりすらしないのはホント困る。。。— ふぃじー (@fiji_k) May 17, 2018
UQモバイルいいよ。回線速度速い!節約モードで低速にすれば使い放題だ。
— jj (@suggestions2014) May 13, 2018
やっぱりUQモバイル速いっすわ。日中なのに普通に100Mbps前後でますね。しかもCAなしにB18単独Σ(・∀・;) pic.twitter.com/z014PHZwea
— Skyblue (@skyblue_1985jp) March 29, 2018
このように、BIGLOBEモバイルは遅い。一方でUQモバイルが速いというのは、MVNOに詳しい人にとっては常識と言えます。
いくら安くても速度が出ないと、動画を観ていてもネットサーフィンをしていてもストレスですよね?
UQモバイルとBIGLOBEモバイルのサポート比較!
UQモバイルもBIGLOBEモバイルもチャット・電話での問い合わせが可能。
その他UQモバイルは全国に実店舗が100店舗以上あるため、キャリアで契約するのと同じように質問したりできます。
こういった点で考えるとUQモバイルの方がサポート面でリードしていると言えるでしょう。
それぞれこんな人に向いている
快適な通信を求める人は、プラチナバンドのUQモバイルが断然おすすめです。
料金を安く抑えたい、幅広いデータ容量から選びたい、という方はBIGLOBEモバイルがおすすめと言えます。
当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
UQモバイル
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
U-mobile
テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。
高速通信使い放題のデータ通信無制限プランは月額料金も2980円と安いですし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもあります。