ドコモやau、Softbankの3大キャリアでは、当然のように使えていた「留守番電話サービス」。運転中や映画館にいるときなど電話に出られない時に伝言メッセージを受け取ってもらえるのでとても便利です。

格安SIMに乗り換えてもそんな留守番電話サービスが利用できるのか気になりますよね。

実は、全ての格安SIMで留守番電話オプションが用意されているわけではなく、提供していても料金はさまざまです。

そこで、今回は格安SIMで留守番電話機能を利用するための注意点、無料で留守番電話機能を利用する方法などをご紹介しましょう。

留守番電話オプションのある格安SIM

格安SIMの中には、留守番電話サービスがある会社とない会社があります。

留守番電話オプションがある格安SIMは次のとおりです。

 

格安SIM 留守番電話

月額料金(税抜き)

備考
LINEモバイル 300円
nuroモバイル 300円
DMMモバイル 290円 スマート留守電(※)
イオンモバイル 300円
楽天モバイル 300円
290円 スマート留守電(※)
IIJmio 300円
UQモバイル 380円 電話基本パック(留守番電話サービス/三者通話サービス/迷惑電話撃退サービス)
U-mobile 300円
Y!mobile 無料
mineo 300円
OCNモバイルONE 300円
TONE 350円
BIGLOBE SIM 300円
290円 スマート留守電(※)
b-mobile 300円
freetel 300円

 

※スマート留守電はアプリを使った留守電サービスで、従来の留守番電話機能に加え、留守電の音声メッセージを自動でテキスト変換し、アプリやメールから内容を確認できます。

格安SIMの留守番電話オプション料金は月額300円がほとんどですが、UQモバイルは留守番電話サービスに加えて三者通話サービス・迷惑電話撃退サービスの3つをセットにした電話基本パックで380円、Y!mobileは無料で留守番電話サービスが利用できます。

スマート留守電を利用できる格安SIMもありますから、詳細を確認して自分にあった留守番電話サービスを選ぶようにしましょう。

 

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 「留守番電話オプション」がない格安SIMでも大丈夫!

留守番電話オプションを提供していない格安SIMだからといって、留守番電話が使えないとあきらめることはありません。

格安SIMのオプションを利用しなくても、留守番電話機能を使うことができるのです。

次にその方法をご紹介しましょう。

 

留守電アプリ「スマート留守電」は誰でも利用可能!

 

上記の表の中で、DMMモバイルなど3社で提供している「スマート留守電」という機能。

この機能は格安SIMで取り扱っていなくても利用することが可能です。

「スマート留守電」はソースネクストが提供している留守電アプリで、従来の留守番電話機能に加え、留守電の音声メッセージを自動でテキスト変換し、アプリやメールから内容を確認できる新しいサービス。

アプリはAndroid版、iOS版ともに提供されていて、ダウンロードは無料ですが、留守番電話のサービスを利用するには、Android版は税込みで310円、iOS版は360円かかります。

また、このサービスは、転送電話を利用しているため、接続時にスマート留守電を契約している側に、通話料がかかりますから料金には注意が必要です。

IP電話の活用で留守電機能が無料で使える!

格安SIMのオプションも、「スマート留守電」アプリを利用しても、月額300円~400円の料金がかかってしまいますが、転送電話と無料のIP電話(050電話)を利用することで月額無料で留守番電話を使うことができます!

簡単に説明すると…

070/080/090等の自分のスマホに電話がかかってきたら→IP電話(050電話)に転送→IP電話で留守番電話を録音

データ専用SIMの契約で090などの番号がない場合も、IP電話を申し込むと050の番号をもらうことができるので、その番号にかけてもらえば留守番電話を使うことができます。

FUSION IP-Phone SMARTを使った留守番電話の設定方法

IP電話にもいくつか種類がありますが、050Plusは月額300円、LaLaCallは月額100円と料金がかかります。IP-Phone SMARTは月額料金が無料です。

そこで、IP-Phone SMRTを使った留守番電話の設定方法をご説明しましょう。

FUSION IP-Phone SMARTへの申し込み

まず、FUSION IP-Phone SMARTのサイトから利用の申し込みをします。

申し込みフォームにメールアドレスを入力して仮申し込みをすると、そのアドレス宛に本登録用のアドレスが送信されるので、そのURLから本登録を行います。

本登録が完了すると、「050電話番号」「SPIアカウント」と「パスワード」が発行されます。

 アプリをダウンロードしてスマホの設定

APP StoreまたはGoogle playからSMART Talkをダウンロードします。

ダウンロードしたアプリを起動すると、「SPIアカウント」と「パスワード」の入力画面が表示されるので、1で発行されたアカウント情報を入力し、保存ボタンを押します。

左上のアイコンが緑色の「SMART Talk」アイコンになったら利用可能です。

転送電話の設定

次に、転送電話の設定をします。

<ドコモ系の回線を使っている格安SIMの場合>

・「1429」に発信→「3」→転送先の電話番号(SMART Talkでもらった050電話番号)→「#」または「*」でサービス内容の確認→「#」終了

<au系の回線を使っている格安SIMの場合>

・「1422+転送先番号(自分の050番号)」(無応答・圏外転送)に発信

<Softbank系の回線を使っている格安SIMの場合>

・「1406」に発信→「442#」(無応答転送)→「1」を選択→転送先電話番号(自分の050番号)を設定→呼出し時間を選択(5秒→「1」、10秒 → 「2」、15秒 → 「3」、20秒 → 「4」、25秒 → 「5」、30秒 → 「6」)→操作完了

注意事項

SMART Talkの利用料金は無料ですし、呼び出し時間は通話料金はかかりません。

ただし、電話を転送して相手が留守番電話を入れている間の通話料金は30秒ごとに20円かかります。

そのため、留守番電話の利用が多い方は、格安SIM のオプションサービスを利用した方が料金は安くなるかもしれません。

 

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伝言メモ・簡易留守電が使える場合も

端末によっては、伝言メモや簡易留守電機能を備えているものがあります。

これは端末自体にある機能なので、利用するのも留守電を聞くのも無料です。

簡易留守電機能があるスマホとしては、Fujitsu arrows M03、AQUOS mini SH-M03、Fujitsu arrows M02、SHARP AQUOS SH-M02、 SONY Xperia J1 Compactなどがあります。

現在、この機種を使っている場合は、格安SIMに乗り換えても簡易留守電機能がそのまま使える可能性が高いですから、確認してみたらいかがでしょう。

 まとめ

電話に出られないときメッセージを受け取ってくれる留守番電話機能。受け取る側ももちろんですが、かける側の立場から考えても何度もかけなおす必要がなくて便利ですよね。

格安SIMに乗り換えても留守番電話サービスを使える会社は多いですが、月額料金が必要なところがほとんどです。

せっかく格安SIMに乗り換えるのだから、出来る限り料金を節約したい!という方は簡易留守電が利用できる機種やIP電話での留守電サービスを検討されたらいかがでしょう?

格安SIMに乗り換えた後、オプションサービスや転送電話で予想以上の出費にならないよう自分の使い方にあった方法を事前に確認することも大切です。

 

 

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当サイトおすすめの格安simは?

 

UさぎUさぎ

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。

 

    1. UQモバイル

      1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。

      TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。

      まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。

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    2. BIGLOBEモバイル

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      2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。

      動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。

      母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。

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    3. LINEモバイル

      3位はLINEモバイルです。

      コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。

      また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。

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    4. U-mobile

      テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。

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