2017年9月12日にiPhone7の後継機種「iPhone8」が発表されました。
ただ、同時にiPhone発売10周年のプレミアムモデル「iPhone X」が発表されたせいか、「iPhone8」は「iPhone7」と違いがほとんどない!といううわさがあります。
そのうわさは本当なのか?今回はiPhone8とiPhone7の違いを徹底的に分析してみました。
Contents
サイズの差は0.2ミリ!
まず、本体サイズを比較してみました。
iPhone8 PlusもiPhone8もiPhone7とのサイズの差は、0.2ミリほど。
iPhone8の方が0.2ミリ大きくなっていますが、並べてみてもその差はあまり分かりません。
この程度の差だったら、iPhone7のケースがそのまま使えますね(苦笑)。
ちなみに、重さはiPhone8の方が10gほど重くなっています。
比較項目 | iPhone 8 Plus | iPhone 7 Plus | iPhone 8 | iPhone 7 |
高さ | 158.4mm | 158.2mm | 138.4mm | 138.3mm |
幅 | 78.1mm | 77.9mm | 67.3mm | 67.1mm |
厚さ | 7.5mm | 7.3mm | 7.3mm | 7.1mm |
重量 | 202g | 188g | 148g | 138g |
スポンサードリンク
ディスプレイのサイズ、解像度は全く同じ
本体サイズに違いがなくても、ディスプレイサイズが大きくなっていたり、解像度が高くなれば、iPhone7とiPhone8の違いが分かりやすいのですが、残念ながらiPhone8はiPhone7とディスプレイサイズも解像度も全く同じです。
ただし、iPhone8では、iPad Proで採用されている広い色域に対応した「True Toneディスプレイ」がiPhoneとしては初めて採用されています。
比較項目 | iPhone 8 Plus | iPhone 7 Plus | iPhone 8 | iPhone 7 |
ディスプレイサイズ | 5.5インチ
Retina HDディスプレイ |
5.5インチ
Retina HDディスプレイ |
4.7インチ
Retina HDディスプレイ |
4.7インチ
Retina HDディスプレイ |
解像度 | 1920×1080ピクセル解像度
401ppi |
1920×1080ピクセル解像度
401ppi |
1334×750ピクセル解像度
326ppi |
1334×750ピクセル解像度
326ppi |
コントラスト比 | 1300:1コントラスト比 | 1300:1コントラスト比 | 1400:1コントラスト比 | 1400:1コントラスト比 |
True Toneディスプレイ | ― | True Toneディスプレイ | ― |
用意されている容量は倍増、でも本体カラーは3色に減…
本体の容量は、iPhone7の32GBと128GBから64GBと256GBとiPhone8では倍となりました。
ただ、本体の色は、5色から3色に減。女性に人気だったローズゴールドはiPhone8にはありません。
今後、追加される可能性もありますが、人気色の初期投入がないのは残念です。
比較項目 | iPhone 8 Plus | iPhone 7 Plus | iPhone 8 | iPhone 7 |
容量 | 64GB
256GB |
34GB
128GB |
64GB
256GB |
34GB
128GB |
本体カラー | シルバー
スペースグレイ ゴールド |
ジェットブラック
ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
シルバー
スペースグレイ ゴールド |
ジェットブラック
ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
カメラの性能・機能は?
iPhone7とiPhone8は、カメラの性能もほとんど変わりがありません。
唯一違うのは、iPhone8 Plusには、ポートレートライティング(β版)がついたことくらいでしょうか。
ポートレートライティングは、スタジオで撮影したかのような品質の照明エフェクトを生み出す機能です。ベータ版なので今後さらに完成度が増す可能性が高いと思われます。
セキュア認証もTouch IDのまま
10周年のプレミアムモデル「iPhone X」には顔認証(FaceID)が搭載されましたが、iPhone8は、指紋認証(Touch ID)のままなので、セキュア認証についてもiPhone7と変わりがありません。
バッテリー駆動時間に変化はなし
iPhoneは新しい機種が出るたびに、バッテリー機能が向上し駆動時間が長くなっていました。iPhone8でも、バッテリー機能向上を期待しましたが、残念ながら駆動時間はiPhone7とほぼ同じです。
比較項目 | iPhone 8 Plus | iPhone 7 Plus | iPhone 8 | iPhone 7 |
連続通話時間(ワイヤレス) | 最大21時間 | 最大21時間 | 最大14時間 | 最大14時間 |
インターネット利用 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
ビデオ再生 | 最大14時間 | 最大14時間 | 最大13時間 | 最大13時間 |
オーディオ再生 | 最大60時間 | 最大60時間 | 最大40時間 | 最大40時間 |
スポンサードリンク
iPhone8はワイヤレス充電対応!
では、iPhone8とiPhone7の一番の大きな違いはなんでしょう?
分かりやすい違いは、iPhone8がワイヤレス充電に対応したことでしょうか。
ワイヤレス給電の規格はQi(チー)。
Qi(チー)は、ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium; WPC)が策定したワイヤレス給電の国際標準規格なので、スタンダードですし、充電器の上に置いただけで充電できるので、とても便利です。
また、30分で50%充電という高速充電にも対応。全モデルにLightningコネクタがあるので有線充電もできます。
プロセッサには違いが…
iPhone7には「A10 Fusion」チップが搭載されていましたが、iPhone 8では「A11 Bionic」と言うチップを搭載。iPhone 7のA10チップに比べてコア数が4から6に増え、速度はA10に比べて70%高速、GPUは30%の高速となっています。
iPhone 8の本体はガラス製
iPhone 7は、「iPhone 5」から続く金属製のボディですが、iPhone 8の前面と背面は、これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作られています。また、フレームは、航空宇宙産業で使われているものと同じグレードのアルミニウム製です。
基本スペックの比較
最後にiPhone8とiPhone7の基本スペックを比較してみましょう。
iPhone8Plus | iPhone 7 Plus | iPhone8 | iPhone 7 | |
容量 | 64GB
256GB |
32GB
128GB |
64GB
256GB |
32GB
128GB |
カラー | シルバー
スペースグレイ ゴールド |
ジェットブラック
ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
シルバー
スペースグレイ ゴールド |
ジェットブラック
ブラック シルバー ゴールド ローズゴールド |
ディスプレイ | 5.5インチ
Retina HDディスプレイ |
5.5インチ
Retina HDディスプレイ |
4.7インチ
Retina HDディスプレイ |
4.7インチ
Retina HDディスプレイ |
カメラ | 12MP
広角カメラと望遠カメラ |
12MP
広角カメラと望遠カメラ |
12MP
カメラ |
12MP
カメラ |
セキュア認証 | Touch ID | Touch ID | Touch ID | Touch ID |
チップ | A11 Bionicチップ | A10 Fusionチップ | A11 Bionicチップ | A10 Fusionチップ |
ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電に対応 | ― | ワイヤレス充電に対応 | ― |
防沫性能、耐水性能、防塵性能 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
金額 | 64GB 89,800円
256GB ¥106,800 |
32GB 74,800円
128GB 85,800円 |
64GB 78,800円
256GB 95,800円 |
32GB 61,800円
128GB 72,800円 |
まとめ
iPhone 8の前面と背面は、これまでスマートフォンに採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスで作られているものの、その本体サイズやディスプレイサイズ、解像度はiPhone7と変わりがなく、全体的にみるとやはりiPhone7とiPhone8はほとんど違いがない、といってもよさそうです。
ワイヤレス充電が可能になったり、チップの性能も向上されましたが、バッテリー駆動時間に変化もありませんし、これだけの差ではiPhone8に食指は動かないかもしれません。
それに比べて、同時に発表されたiPhone XはAppleの遊び心が満載!どうせ購入するなら、iPhone Xがよいと思うのですが…。皆さんの選択はどちらに??
参考→【圧倒的】iPhone7とiPhone Xは完全に別世界のスマホ?その違いを紹介
スポンサードリンク
当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
-
-
UQモバイル
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
-
BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
-
LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
-
U-mobile
テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。
高速通信使い放題のデータ通信無制限プランは月額料金も2980円と安いですし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもあります。
-