
ねえ、Q官鳥君、ちょっといいかな?

なんだい?Uさぎ君

UQモバイルってどう思う?CMやってるし、顧客満足度も高いみたいだけど。でも、Q官鳥君は確かUQモバイルはダメだとか言ってなかったっけ?

うん。最初はそう思っていたよ。でも、最終的にはUQモバイルにしたんだ。

なんで、UQモバイルにしたの?ほかにもいろいろと格安simはあるじゃん。

それはね・・・
Uさぎ君がQ官鳥君にキャリア変更の相談をしています。
ところで、皆さんはスマホ料金をいくら払ってますか?
三大キャリア(docomo, au, ソフトバンク)の平均料金が6500円と言われていますが、家族4人だと6500円×4=26000円、これは光熱費と水道料金の合計よりも高いと言われています。
少しでも安くするためにに格安simに乗り換えるを検討している人は多いと思いますが、安易に乗り換えると後で後悔した!という人も多いようです。
Q官鳥君はUQモバイルを選んだようでしたが、色々と紆余曲折があったみたいです。なぜUQモバイルを選んだのか、解説いたします。
Contents
- 1 UQモバイルの悪い評判・口コミ
- 2 それでもUQモバイルを選んだ理由
- 3 速度を求めない人はどの格安simがいい?
- 4 他の格安simはどんな感じ?
- 4.1 ドコモだけでなくau端末も使用可能!選択肢が広いのmineo
- 4.2 5分以内の通話がかけ放題!電話をよく利用する人なら楽天モバイル
- 4.3 全国のイオンでアフターサービスを受けることができるイオンモバイル
- 4.4 多くのプランが価格最安値!コスト面で選ぶならDMMモバイル!
- 4.5 老舗ならではのノウハウが蓄積!親切な対応が売りのOCNモバイルONE
- 4.6 30分以内の家族間通話がかけ放題!業界最大手のIIJmio(みおふぉん)
- 4.7 月額1300円で国内通話かけ放題!長電話をよくする人はNifMo
- 4.8 最大5枚まで初期費用3000円で申し込み可能!家族で乗り換えるならエキサイトモバイル
- 4.9 使い放題のプランが1000円!子どもやお年寄りにスマホを持たせたい人はTONE
- 5 格安simはスマホよりどれだけ安いのか?
UQモバイルの悪い評判・口コミ

Q官鳥君は最初、どんなところが悪いと思ったの?

ネットとかで調べていると、いろいろと欠点が見つかってきたんだ。それを見て最初、「こりゃだめだ」と思ったのさ。
Q官鳥君はUQモバイルのどんなところを見て、ダメだと思ったのでしょうか?
3G回線が使えない
これはau回線すべてに言えることですが、3Gでのインターネットに対応していません。
地方に住んでいて、「4G」や「LTE」といった表示がなく、「3G」などと表示されている場合はUQモバイルでデータ通信ができないので、注意が必要です。
特にプラチナバンド未対応の、iPhone5やBand1未対応のauで2012年に発売されたスマホは4G LTEエリアが狭いので、そのリスクが高くなります。
プランが少ない
格安simはおおむね複数のプランから選択できます。
特にその人の使用実態に応じて、1GB~10GBで微妙なチューニングをすることにニーズがあるのですが、UQモバイルは2GB, 6GB、そして14GBのプランしかないのです。
12か月以内に解約すると解約金が発生する。
キャリアでいう2年しばりが無いのが、格安simのいいところだったと思いますが、残念ながらUQモバイルは12か月以内に解約すると解約金(9500円)が発生してしまいますが。
LINEモバイルのデータSIMプランのように解約金無料で気軽に使えるものもあるだけに残念です。
料金が14か月以降、料金が上がる。
テレビCMで1480や1980円とか言っていますが、契約13か月後以降は料金が1000円上がります。
これはイチキュッパ割が13か月で切れることが原因なのですが、せっかく安いと思って契約しても途中から高くなるのでは意味がないのでは。
契約後13か月まで
おしゃべりプラン・
ぴったりプランS |
おしゃべりプラン・
ぴったりプランM |
おしゃべりプラン・
ぴったりプランL |
|
通常月額料金 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
スマトク割(25か月) | -1,000円 | -1,000円 | -1,000円 |
イチキュッパ割(13か月) | -1,000円 | -1,000円 | -1,000円 |
1か月目~13カ月目の月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
14か月目以降まで
おしゃべりプラン・
ぴったりプランS |
おしゃべりプラン・
ぴったりプランM |
おしゃべりプラン・
ぴったりプランL |
|
通常月額料金 | 3,980円 | 4,980円 | 6,980円 |
スマトク割(25か月) | -1,000円 | -1,000円 | -1,000円 |
14か月目~25か月目の月額料金 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
26か月以降、データ容量が半減する。
26か月以降は料金だけでなく、データ容量も半減します。
もともと、プランSが2GB、Mが6GB、Lが14GBだったのが、14か月以降は1GB, 3GB, 7GBになってしまうのです。
13か月まではデータ増量されているが、チャージは手動
データプランの2GB, 6GB, 14GBというのは、データ増量キャンペーンの特典ということなのですが、通常の1GB, 3GB, 7GB以外は手動でチャージしないといけません。
せっかくデータが増量されているのであれば、チャージをしなくてもいいようにしてくれればいいのに・・・
使えない端末がある。
UQモバイル(正確にはau回線)ではHUAWEIの大人気simフリー端末であるMate9, 10は使用できません。
せっかくお気に入りの端末を見つけても、結局使えなかったということになるかもしれません。
データシェアができない
UQモバイルは家族割プランがあるにも関わらず、データシェアプランがありません。
mineoや三大キャリアにはあるので、そこは大きな欠点にもなりかねません。
iPhone7, 8, xでテザリングができない
iPadやパソコンを移動中や家の外で使う人も多いですが、その時に重宝するのがテザリングです。
UQモバイルもほとんどの機種で利用可能ですが、残念ながらiPhone7, 8, xでテザリングをすることができません。
iPhoneファンの人には実に残念な結果となってしまいました。
まとめると、以下のようになります。
- 3G回線が使えない
- プランが少ない
- 12か月以内に解約すると解約金が発生する。
- 料金が14か月以降、料金が上がる。
- 26か月以降、データ容量が半減する。
- 13か月まではデータ増量されているが、チャージは手動
- データシェアができない
- iPhone7, 8, xでテザリングができない

こんな感じで調べているといろいろと欠点が出てきてね。最初、UQモバイルダメだわ・・・と思ったのさ。
それでもUQモバイルを選んだ理由

じゃあなんで、UQモバイルを選ぼうと思ったのさ!

それは三大キャリアと比較した格安simの最大の欠点を補完しているからさ!

UQモバイルにはTry UQモバイルという15日間お試しサービスがあってね。それで一回試してみたんだけど、遅くなるといわれている昼の時間帯でも快適にサクサク動くんだよ。
Youtubeの視聴でも最大5Mbpsあれば、全く問題が無いといわれているけど、UQモバイルは昼の時間でも余裕でそれを超えているからね。
この前三大キャリアの従業員の人も言ってたけど、auやドコモ、ソフトバンクとUQモバイルの通信速度はほとんど変わらないんだって。

僕が重視しているのは、インターネットがサクサク動くことだったから、少々の欠点があってもUQモバイルのほうがいいのかな。って思ったのさ。

なるほどね。僕はあんまり通信速度は気にしないから、さっき挙げた欠点は気になるけど・・・

僕は最初、iPhone5を使っていたから、3G回線のことは気になったけど、UQモバイルに乗り換えたときに端末も新しくしたから気にはならなくなったね。

なんの機種にしたの?

iPhone6。iPhone6はワイモバイルやBIGLOBEモバイルでも発売しているけど、UQモバイルで買うのがお得だったりするんだ。もう何世代か前の機種だけど、全然現役で使えるね。
参考:UQモバイルでiPhone6sが買える!Y!mobileとどっちが安い?

ということはテザリングの問題もなかったってこと?

そうだね。僕の場合はスマホ端末でほとんどテザリングをしないから問題はなかったんだけどね。そのあと、ポケットルーターを使うようになったので。

Q官鳥はデータシェアとかはしないの?

うちの家族は僕以外はまだ三大キャリアを使っているからね。結局はあんまり気にしなかったけど、家族で使うようになったらちょっと気になるかも・・・
一番気になったのは料金だが・・・

14か月後に料金が上がるのは気にならなかったの?

実はこれが一番引っかかってたんだ。僕が使おうとしていたのは6GBのプラン(2980円)だったんだけど、ほかの格安simの料金はどうなんだろうと思って調べてみた。
MVNO | 月額料金 | 通信量 |
イオンモバイル | 1980円 | 6GB |
OCN モバイル ONE | 2150円 | 6GB |
IIJmio | 2220円 | 6GB |
BIGLOBEモバイル | 2150円 | 6GB |
LINEモバイル | 2880円 | 7GB |
DMMモバイル | 2560円 | 7GB |
NifMo | 2300円 | 7GB |

他の格安simと比べて少し高め?なのかな。

そうだね。ただ、三大キャリア並みの通信速度で他の格安simに比べてちょっと高いくらいなら、UQモバイルのほうがお得かと思って。

なるほどね。26か月以降に容量が半減するみたいだけど・・・

2年使ったら、多分端末も含めた見直しをしていると思うわ。その時になったら、違う格安simを使ってるかもしれん(笑)。

賞味期限は2年ということかな。1年以内で解約することが無いなら、解約金は気にしなくてもよいか・・・
というわけで、Q官鳥君はUQモバイルを選んだということです。若干料金は高いものの、三大キャリア並みの速度が決め手となったようですね。
速度を求めない人はどの格安simがいい?

でも、僕はそこまで通信速度は速くなくていいんだよね。見てるページもそこまで重たくないし・・・一番安い格安simってどこなの?

正直、どこのMVNOもほとんど料金は変わらないんだよね。下はデータ専用プラン(3GB)を比較したんだけど、安いといわれているDMMモバイルと他がほとんど変わらないでしょ。
もっとほかの視点で選んだほうがいいよ。そういや、Uさぎ君はTwitterやインスタグラムをよくやってなかったっけ?
MVNO | 月額料金 |
LINEモバイル | 1110円 |
mineo(ドコモ) | 900円 |
mineo(au) | 900円 |
DMMモバイル | 850円 |
OCN モバイル ONE | 1100円 |
IIJmio | 900円 |
NifMo | 900円 |
BIGLOBEモバイル | 900円 |
エキサイトモバイル | 900円 |
DTI SIM | 840円 |
b-mobile おかわりSIM | 1000円 |
UQモバイル | 980円 |
楽天モバイル | 900円 |
*楽天モバイルは3.1GB、その他は3GB

そういえば、そうだった(笑)。スマホ使用の半分以上が、Twitterやインスタグラムかもしれない。でもそんな人におすすめの格安simなんてあるの?

そういう人にはLINEモバイルがおすすめだね。
LINEモバイルの通信量3GB以上のプランはすべて「コミュニケーションフリープラン」となり、LINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないから、Uさぎ君みたいな人にはピッタリなプランだよ

なるほど。こりゃ便利なプランがあるもんだね~

あと、家でYoutubeとかをよく見ているけど、通勤中に見れたらいいなあと思うときはあるね。ただ、動画系は容量を取るし、すぐに限度を超えてしまうから我慢しているんだよ

もし、動画や音楽の視聴を優先するならBIGLOBEモバイルがおすすめだね。
エンタメフリープランにすると、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされないんだ。
このプランにすれば、動画や音楽が好き放題見れるよ。

あと、動画や音楽の視聴という意味でもう一つの選択肢としてはU-mobileなんていいんじゃないかな。
データ通信無制限プランというのは結構多いけど、U-mobileは高速データ通信無制限プランを提供しているMVNOなんだ。
月額料金も2980円と安いし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもある。
ビデオを見るだけでなく、無制限プランを利用して、テザリングを利用するとか使い道はいろいろとあると思うよ。

なるほど、よくわかったよ。ありがとう!どれを選ぶか迷うなあ。
他の格安simはどんな感じ?

おすすめなのは、先ほど挙げた4社ですが、他のMVNOのことも紹介しておきます。
各MVNOともにそれぞれ特徴を持ってますので、自分の好みや生活スタイルに合わせて、選択してください。
ドコモだけでなくau端末も使用可能!選択肢が広いのmineo
格安simを挿入する端末は以下の方法で入手可能です。
- simフリー携帯を購入する、もしくはsimロックを寛恕する。
- キャリアのスマホを使用する。
キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)からの乗り換えを検討している人はまず持っているスマホの使用を検討すると思いますが、実は自分の携帯の機種によって、使える格安simが異なってきます。
格安simはほとんどがドコモ系 (ドコモのスマホを使用可能)でauやソフトバンクは少数です。
その中でもmineoはドコモでもau端末でも使用可能なマルチキャリアな格安simで、選択肢が広いのが特徴です。
また、格安simでは珍しい持ち込み端末の保証(月額500円)や
ユーザー全員で余ったパケットをシェアできる「フリータンク」というサービス(月末に容量が足りないとき月2回、1GBまでもらうことができる。)も使用可能です。
通信速度も他のMVNOと比較して早く、総合力が非常に高い格安simと言えます。
5分以内の通話がかけ放題!電話をよく利用する人なら楽天モバイル
楽天モバイルの特徴は何と言っても、月額850円で5分以内の国内通話ならかけ放題になることです。
格安simは通話料金が高いのが、デメリットの1つとして挙げられていますが、楽天モバイルであればその悩みが解消できます。
また、月々の支払100円ごとに楽天スーパーポイントが1ポイント貯まるサービスや
料金の支払い方法に口座振替が可能など
楽天らしいサービスも充実しております。
全国のイオンでアフターサービスを受けることができるイオンモバイル
格安simのデメリットの1つとして、アフターサービスに不安があることが挙げられます。
格安simの問い合わせはメールやチャットが中心で、
キャリアのショップのように直接、手取り足取りアフターサービスを受けることができませんが、
イオンモバイルは全国のアフターサービスを受けることができます。
また、契約直後でも違約金が掛からないために少しお試しで利用するのにも向いており、月額1500円で050番号を取得できるのも魅力の1つです。
多くのプランが価格最安値!コスト面で選ぶならDMMモバイル!
格安simの最大のメリットである「価格」ですが、格安simの中でも特に安いのがDMMモバイルです。
例えば、多くの人が利用するデータ専用3GBプランが月額850円、通話付き10GBプランも2100円とほぼ最安値で利用可能です。
また、低速200kbpsプランも440円で利用できますが、バースト機能(低速時でもはじめの一定量だけ高速で読み込む機能)もついており、意外と苦にならないと評判です。
老舗ならではのノウハウが蓄積!親切な対応が売りのOCNモバイルONE
比較的初期に格安simに参入したOCN モバイルONEですが、そのノウハウが蓄積されており、サービス面にいかされております。
また、クレジットカード支払いが基本の格安simには珍しく料金支払いに口座引き落としが可能ですし、
全国の空港・駅・カフェなどに無料wifiスポットが提供されており、家の外で作業する人向けの格安simです。
30分以内の家族間通話がかけ放題!業界最大手のIIJmio(みおふぉん)
IIJmio(みおふぉん)は家族間通話が月額830円で30分以内かけ放題です。
キャリアで提供されていた家族割に代わるものになり、特に遠方にいる家族に電話をする人におススメです。
また、取り扱っている端末の種類も豊富で、スマホも一緒に購入を考えている人にも最適な格安simです。
月額1300円で国内通話かけ放題!長電話をよくする人はNifMo
NifMoの特徴は何と言っても国内かけ放題プランです。無制限なのはNifMoのみなので、よく長電話をする人はNifMoをおススメします。
また、公衆のWiFiスポットが利用可能なので、外で仕事をする人にも向いてますし、
チャットサービスも充実しており、キャリア使用歴が長い格安sim初心者向けではないでしょうか。
最大5枚まで初期費用3000円で申し込み可能!家族で乗り換えるならエキサイトモバイル
エキサイトモバイルは最大5枚までなら初期費用3000円で申し込みができますので、色々な用途で使用する人や家族まとめて乗り換えを検討している人におススメです。
加えて、使った分だけ料金を支払うプランもありますので、月によってデータ使用量がバラバラの人でも無駄なく利用が可能な格安simです。
使い放題のプランが1000円!子どもやお年寄りにスマホを持たせたい人はTONE
TONEの使い放題プラン(500-600Kbps)は1000円で利用可能です。(通話付きは1953円)
通信速度をそこまで必要としない子供やお年寄りにスマホを持たせたい人におススメです。
また、格安simには珍しい電話サポートも利用可能であり、疑問点を簡単に聞くことができます。
格安simはスマホよりどれだけ安いのか?

結局、格安simは三大キャリアと比較してどれだけ安いのか、調べてみました。
まず、下記にスマホにかかる料金をまとめてみました。
キャリア | 通話料金 | データ定額料(5GB) | インターネット接続使用料 | 合計 |
docomo | 2700円 | 5000円 | 300円 | 8000円 |
softbank | 2700円 | 5000円 | 300円 | 8000円 |
au | 1700円 | 5000円 | 300円 | 7000円 |
格安sim* | 1800円
(OCNモバイルONE 音声対応SIMカード 5GB/月) |
ここでは三大キャリアの通常プランとその通常プランとほぼ同じ機能を利用できる格安simのプランを併記しております。
一番安いauとでも5000円以上の差がありますね。これだけ見ると、相当お得なのでは?と思います。
ただ、3大キャリアではサポート割というサービスもありますし、もし本当に乗り換えることになれば違約金も発生します。
それを踏まえてもまだ格安simの方がお得なのでしょうか?
3大キャリアのサポート割分を差し引いても格安simはお得?
前述のとおり、3大キャリアはそれぞれにサポート割と呼ばれる割引サービスを展開しています。
一時期、「携帯電話実質0円!」という謳い文句で機種変を推奨する動きがありました。総務省からの通達で実質0円の携帯は販売禁止になりましたが、それに近いサービスは続けています。
docomo, au, softbankのサポート割は以下のとおりです(対象機種:iPhone7)
キャリア | 2年間のサポート金額
(新規契約、MNP) |
2年間のサポート金額
(機種変) |
docomo | 67392円(2808円×24ヶ月) | 56376円(2349円×24ヶ月) |
softbank | 77040円(3210円×24ヶ月) | |
au | 68400円(2850円×24ヶ月) |
詳細はこちらでご確認下さい。
大体どのキャリアも月額3000円前後の割引があるようです。iPhone7の機種代金は87840円ですので、実質的な負担額はいかになります。
キャリア | 本体代金の実質負担額
(新規契約、MNP) |
本体代金の実質負担額
(機種変する場合) |
docomo | 20448円(852円×24ヶ月) | 30464円(1269円×24ヶ月) |
softbank | 10800円(450円×24ヶ月) | |
au | 19440円(810円×24ヶ月) | |
サポート割無
(格安sim) |
87840円(3660円×24ヶ月) |
格安simでは当然サポート割はありません。
先ほどの携帯料金に本体料金をプラスしてみましょう。
キャリア | 本体代金の実質負担額 | 本体代金の実質負担額 |
(新規契約、MNP) | (機種変する場合) | |
docomo | 8852円 | 9269円 |
携帯8000円+本体852円 | 携帯8000円+本体1269円 | |
softbank | 8450円 | |
携帯8000円+本体450円 | ||
au | 7810円 | |
携帯7000円+本体810円 | ||
格安sim | 5460円 | |
携帯1800円+本体3660円 |
サポート割りを差し引いても月額2000円以上、格安simの方がお得ということです。
しかもこれは本体価格が高いiPhoneの例です。本体料金が安い他の機種であれば、その差はもっと広がります。
2年契約解除の違約金を考慮しても格安simはお得?
三大キャリアと契約するときはサポート割と引換に2年契約が必要になります。
もうすぐ2年契約が切れる場合はいいのですが、つい最近契約してしまったという人はどうでしょうか?
2年契約の解除には違約金が発生します。違約金を払っても格安simはお得なのでしょうか?
下記はdocomo, au, softbankの違約金です。なお、違約金は契約してからちょうど2年後の1か月間以外に解約しようとすると発生してしまいます。基本自動更新なので、忘れている人も多いのではないでしょうか。
キャリア | 違約金 |
docomo | 9500円 |
softbank | 9500円 |
au | 12000円 |
例えば、契約更新直後に解約して、格安simを購入する場合はどちらがお得なのでしょうか?
2年間にかかる費用として比較しました。
キャリア | 携帯料金(2年間) | 本体料金(iPhone7) | 違約金 | 合計金額 |
docomo | 192000円 | 20448円 | – | 212448円 |
(8000円×24ヶ月) | (新規契約の場合) | |||
softbank | 192000円 | 10800円 | – | 202800円 |
(8000円×24ヶ月) | ||||
au | 168000円 | 19440円 | – | 187440円 |
(7000円×24ヶ月) | ||||
格安sim | 43200円 | 87840円 | 12000円 | 143040円 |
(1800円×24ヶ月) | (auからの乗り換えと仮定) |
違約金や本体料金を差し引いても、それでもまだ格安simの方が2年間で40000円以上お得という結果になりました。
結論:格安simは三大キャリアよりもお得
繰り返しになりますが、格安simは三大キャリアであるdocomo, softbank, auより40000円以上安くなります。
この数字はあくまでワーストに近いケース(本体代金の高いiPhone7でかつ違約金があり)なので、実際の差はさらに大きくなるでしょう。
同じ携帯電話のはずなのに、なぜ格安simはこんなに安いのでしょうか?
格安simが三大キャリアより安い理由
まず理由を説明する前に、格安simと三大キャリアの最も大きな違いについて説明しましょう。
docomoやau、softbankは自社で回線を持っていていますが、格安simを取り扱うMVMOは持っていません。
ではどうやってサービスを提供しているのかといいますと、MVMOはdocomo, au, softbankから回線を安く使わせてもらっているのです。
三大キャリアはこれらの回線(基地局、収容局)の維持の費用であったり、人件費、販促物、CMなどを製作するためにお金が必要になるのです。
三大キャリアから回線が借りて、利用しているMVMOは独自の施設をもっておらず、データの送受信を適切に仲介する通信設備が必要となるだけですので、安価にサービスが提供することができる、というわけです。