LIBMO(リブモ)は、東海地区で大きなシェアを誇るインターネットプロバイダーTOKAIコミュニケーションが2017年2月に提供を始めたばかりの格安SIMです。
参入が遅かった分、他の格安SIMのいいとこ取りをしている感があり、値段とサービスのバランスがとれた格安SIMと評判は上々です。
ただ、利用者が増えるにつれ、速度が低下しているといった辛口の口コミも見受けられるようになりました。
今回は、そんなLIBMOの評判や口コミからその実態を探ってみたいと思います。

LIBMO?あんまり聞いたことない名前だね。

東海地方ではかなりのシェアを誇っているMVNOだよ。最近になってようやく全国展開しはじめたんだ。
Contents
速度低下や解約時手続きに注意
LIBMOの評判は全般的にみるとかなりよいものでした。ただ、利用者が増加したせいか、速度がだんだん落ちてきた、解約するのが面倒といった辛口の口コミも見られます。
だんだん遅くなってきた?
LIBMOは2017年2月にスターとしたばかり。利用者が少なかったためか、これまでは速度に関する不満の声はあまり聞かれませんでした。
ただ、1年が経過した現在は「だんだん遅くなってきた」といった口コミも出てきています。
・LIBMOだんだん遅くなってきてるけど、まだ許容範囲内かなあ。
・都内で通勤時間にwebサイトの閲覧をするために加入しました。動画などは全く見ないので低速でも十分、と思っていたのですが、想像以上に重くて不便です。Googleの通常のトップページは表示するのに1秒はかかりますし、テキストのみのサイトでさえ読み込みが止まることがあります。大昔、ダイヤルアップでPCをネットに接続していた頃を思い出す遅さです。環境によってはもっとひどくて、複数の写真が含まれたページだと数分待っても最後まで表示できないことも。
実際の速度の計測結果は後半でご紹介していますが、下りの速度は3~10Mbps程度。以前は、「昼間では20Mbps前後、夜でも10Mbps前後は出ている」といった口コミがありましたから、速度が低下しつつあるのは事実かもしれません。
解約は電話のみ・1年以内は契約解除料がかかる
契約手続きがWEB上でできる格安SIMもある中、LIBMOは電話でしか解約手続きができません。
また、音声通話付プランの場合は、1年以内に解約すると契約解除料が9500円かかります。
さらに、SIMカードの返却も必要です。
通信速度の切り替えやバースト機能がない
LIBMOは、データ容量の翌月繰り越しはできますが、通信速度の切り替えやバースト機能がありません。
そのため、自分で容量の節約をすることが出来ませんし、バースト機能がないので、低速モードでのインターネット利用は、表示が遅くて少々イライラするかもしれません。
かけ放題プランや大容量プラン追加!サービスはさらに充実中
LIBMOのサービスがスタートした当初は、LIBMOにはかけ放題オプションがなく「通話によわい」と言われてきましたが、850円で10分かけ放題や通話パック30といったオプションが誕生。
通話をよくする方も安心して契約ができるようになりました。
まだ、10GBまでしかなかったデータ容量には、20GB、30GBのプランも追加され、弱かった部分のサービスの充実を図っています。
TLCポイントやかりスマなど他にも魅力が
LIBMOは料金の安さも魅力ですが、LIBMOの利用で貯まるTLCポイントをメリットとして挙げる人も多くいます。
TLCポイントが貯まる
TLCポイントとは、TOKAIグループが提供するサービスの利用金額に応じて貯まるポイントです。
LIBMOの毎月の利用料金でもTLCポイントが貯まり、たまったポイントはwaonやSuicaなどの電子マネーや商品に交換することができます。
スマートフォンが借りられる
LIBMOには、「かりスマ」というスマートフォンのレンタルサービスがあります。
iPhoneが月々1,500円から利用できるなど、2年間のローンにしばられることなく割安の料金で気になるスマートフォンを使えるので、特に初めての人にはありがたいサービスです。
月額料金が安い
LIBMOの利用料金は、業界最安値級と言われるDMMモバイルと比べても引けをとらない安さになっています。
例えば、3GBのデータ専用プランを比べると、DMMモバイルは850円、LIBMOは880円、音声通話付きプラン10GBでは、DMMモバイルが2,890円、LIBMOは2,980円。
最安値とまではいきませんが、最安値水準であることは間違いありません。
データシェアオプションがある
LIBMOには、データシェアオプションがあります。
契約したデータ容量を最大3枚のSIMカードでシェアすることができるので、10GBを家族でシェアしたり、スマホとタブレットなど端末を複数持っている場合も便利です。
10GBだけでなく、3GB、6GBプランでもデータシェアプランの申し込みは可能です。
セキュリティ対策が1年間無料
LIBMOには、スマートフォンやタブレット等最大6台まで対応できるTOKAIグループのセキュリティサービス「TOKAI SAFE」が用意されていて、LIBMOと同時に申し込むと月額400円のこのセキュリティ対策オプションが12カ月無料になります。

料金はかなり安いんだね。

3GBのプランで880円は大手業界を入れても最安値じゃないかな。それにTLCポイントもついてくるので実質最安値かも

知らないところでそんな安いサービスが展開してたんだね。
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LIBMOの評判まとめ
LIBMOのサービスがスタートして約1年。
通話に弱い、大容量プランがない、といった弱点をこの1年の間にクリアし、サービス内容はさらに充実しました。
利用者が増えたためか、通信速度は以前よりも遅くなっているという口コミもありますが、ポイント制度もありますし、サポートの評判も悪くありません。
スマホのレンタルサービス「かりスマ」も他の格安SIMではあまりやっていないサービスですし、今後のLIBMOの展開にも注目したいところです。
LIBMOの料金プランなど
次にLIBMOの料金プランなどを紹介いたします。
LIBMOの料金プラン
LIBMOの主な料金プランは以下のようになっています。
データ通信プラン | データ通信+SMS | 音声通話プラン | |
ライトプラン
(最大通信速度200Kbps) |
480円 | 620円 | 1,180円 |
3GBプラン | 880円 | 1,020円 | 1,580円 |
6GBプラン | 1,480円 | 1,620円 | 2,180円 |
10GBプラン | 2,280円 | 2,420円 | 2,980円 |
20GBプラン | 3,980円 | 4,120円 | 4,680円 |
30GBプラン | 5,880円 | 6,020円 | 6,580円 |
LIBMOの通話料
LIBMOの通話料は、30秒20円ですが、次のような音声通話オプションがあります。
★10分かけ放題
月額850円で国内通話が10分かけ放題になります。10分を超えると30秒10円。
現在、「お電話応援プログラム」キャンペーン中で、10分かけ放題の申し込むと、月額料金850円が1年間550円になります。
★通話パック30
月額880円で、月間1,200円分の通話が可能になるサービスです。
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LIBMOの取り扱い端末
2018年2月27日現在、LIBMOが取り扱っている端末は以下のとおりです。
価格 | |
HUAWEInova lite 2 | 950円×24回 |
ZenFone 4 Max | 1000円×24回 |
ZenFone 4 Selfie | 1125円×24回 |
HUAWEI P10 lite | 1050円×24回 |
arrows M04 | 1350円×24回 |
HUAWEI P9 lite | 1050円×24回 |
arrows M03 | 1375円×24回 |
g07 | 1050円×24回 |
その他LIBMOに関する情報
その他、LIBMOに関する情報です。
データ容量の翌月(翌日)繰越 | あり |
高速低速通信のON/OFF | なし |
店舗での申し込み | なし |
初期費用 | 3,000円 |
MNP即日切替 | なし |
回線 | ドコモ |
最低利用期間 | 音声通話付き
12カ月 違約金9,500円 |
LIBMOのキャンペーン情報
LIBMOで現在(2018年2月27日)行っているキャンペーンは以下のとおりです。
★春キャン!
音声通話機能付きSIMを申し込むと、月額利用料が1年間460円割引になります。
期間:2018年2月1日~2018年5月10日
★「富士山モバイル」発売記念!頂上割
LIBMOは、が富士山の日である2月23日に「富士山モバイル」を発表しました。
2018年3月15日~4月30日の期間限定販売で、富士山デザインのSIMカードを使い、「富士山なのに高くない価格」、富士山でも通じる高品質をアピールしています。
その「富士山モバイル」の発売を記念して、行っているのが「頂上割」です。
期間内に「#富士山モバイル」のハッシュタグ付きツイートが3776RTを達成され、 LIBMOに新規で申し込んだ先着10名様に 「音声通話機能付きSIM+10分かけ放題+ データ容量(ライト、3GB、6GB、10GB、20GB、30GBの全プラン対象)」の 月額利用料金を1年間無料でプレゼントします。
期間 : 2018年2月23日(金) ~4月30日(月)
LIBMOの通信速度
Web閲覧に必要な「下り」「上り」の通信速度を朝(8時台)、昼(12時台)、夕、(18時台)、に分けて測定しております。
下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
朝 | 11 | 8 |
昼 | 2~3 | 4~5 |
夕 | 5~7 | 3~4 |
LIBMOの通信速度は1日を下りは3~10Mbps程度で、それほど遅くはありません。
ただ、測定場所や日時によって速度にばらつきが出る傾向があるようです。

通信速度は普通くらいか、まあ安かったらそんなもんか。

通信速度が速いほうがいい人はUQモバイルのほうがおすすめですが、安さで選ぶならLIBMOのほうがよいですね。

目的に応じて使い分けるとよさそうだね。
LIBMO使用開始までの流れ
LIBMO開始までの流れは以下の通りです。
1.利用端末の確認
もし、利用できる端末ではない場合はLIBMOで取り扱う端末をセットにするとお得です。
2.プランを選択
LIBMOのプランは以下の通りです。
データ通信プラン | +SMS | 音声通話プラン | |
ライトプラン
(最大通信速度200Kbps) |
480円 | +140円 | 1,180円 |
3GBプラン | 880円 | 1,580円 | |
6GBプラン | 1,480円 | 2,180円 | |
10GBプラン | 2,280円 | 2,980円 |
30秒20円ですが、次のオプションサービスがあります。
★通話パック30
月額880円で、月間1,200円分(通話約30分分)の通話が可能になります。
3.MNP予約番号取得
今の携帯電話番号をそのまま使いたい場合は、契約中の携帯会社の窓口、または受付店でMNP予約を申し込み、MNP予約番号を受け取る必要があります。(新規契約の場合は不要です。)
MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間ですが、WEB申し込みする場合は、MNP予約番号の取得日から2日以内に手続きが必要です。
契約中の携帯電話会社 | Webから | ケータイ/一般電話から |
NTTドコモ | iモード
i-menu→お客様サポート→お申し込み・お手続き→各種お申し込み・お手続き PCサイト MyDoCoMo( http://www.mydocomo.com ) →ログイン 受付時間:24時間 システムメンテナンス時間などは除く |
ケータイから 151 |
一般電話から 0120-800-000 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ソフトバンク | Yahoo!ケータイ
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ディズニーモバイル | Disney Web
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
au 沖縄セルラー |
EZweb
TOP→auお客さまサポート→申し込む/変更する→au携帯電話番号ポータビリティ(MNP) 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイ・一般電話から 0077-75470 |
受付時間:9:00~20:00 |
4.申し込みフォームに入力
まずこちらからLIBMOの申し込みサイトにアクセスしてください。
「お申込み」をクリックすると、下記の画面となります。「同意のうえ、お申込みを開始するをクリックしてください。
画面を下にスクロールし、「各種約款に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックしてください。
申し込みサービスを選択します。
端末+SIMカードを選択した場合は端末を選択します。
SIMサイズ、データ容量、プラン選択、MNP利用の有無、ご利用者確認、オプション選択、TOKAI SAFEの選択、データシェアオプションの選択を行い、「次に進む」をクリックしてください。
お客様情報、支払い方法、端末の支払い回数(端末セットのみ)、端末保証の有無、LIBMOからのお知らせ、TLC会員サービスの入会有無を選択してください。
*申し込みには本人名義のクレジットカードが必須になります。また、連絡が取れるメールアドレスもご用意ください。
「上記利用規約等に同意する」にチェックを入れて、「内容を確認する」にクリックしてください。
内容の確認画面が出てきますので、確認すると仮申し込み完了となります。
5.本人確認書類のアップロード等
メールにて本人確認書類の案内が届きますので、メールに記載するページから本人確認書類の画像をアップロードします。
本人確認用書類は以下のようなものになります。
・運転免許証
・パスポート(日本国旅券) (有効期限内のもので、現住所が記載されているもの)
・身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 住所の記載のあるもの
・特別永住者証明書(有効期限内のもの)
・在留カード
・健康保険証+補助書類(補助書類は、住民票や公共料金領収証などです)
6.SIMカードの受領
申し込みから1週間程度でSIMカードが届きます。
他社からの乗り換えの場合、LIBMOお客様センターにお電話いただき、音声ガイダンスに従って開通手続きを行ってください。お手続き後最大3時間でSIMカードがご利用いただけるようになります
LIBMOお客様センター:0120-27-1146
受付時間:10:00~18:00
7.SIMカード接続設定
→設定方法
設定が完了すれば利用開始可能です。
現在検討中です。
今は月額880円で10分未満かけ放題のオプションができています。
ご連絡ありがとうございます。
記事に反映させていただきますね。