シニアの方がキャリアのガラケーからスマホに切り替えようと思ったときに、月額利用料金がグッと上がってしまうので悩んでしまいますよね。
でも、格安スマホにすれば月額利用料金が安いのでガラケーを使っていたときとの価格差を最小限に抑えられます。
スマホは使いたいけど、毎月かかるスマホ代を安くおさえたいという高齢者の方はキャリアと契約するよりも格安SIMを選んだほうが賢い選択と言えそうです。
シニアにとって格安スマホは不安がいっぱい!
スマホ初心者でも大丈夫?
格安スマホに限らず、スマートフォンを手にするのが初めての高齢者は「ボタン」が無いスマートフォンは使いづらいイメージがありますよね。
画面の中に小さな文字は読みずらいし、アイコンがゴチャゴチャしていると目的のものを探しずらいです。
初期設定が難しそう
格安スマホをパッケージごと店頭で購入すれば初期設定はしてくれますが、webから購入した場合は自分で初期設定する必要があります。
パッケージで購入すればAPN設定や初期設定をしてくれるMVNOがありますがそうでない場合は自分で出来るか不安ですよね。
サポートは受けられるの?
初期設定が上手くできなかったときや、スマートフォンの操作が分からなくなってしまったときにキャリアなら店頭に持ち込んで相談することが出来ます。
でも、購入した格安SIMのショップが近くにない場合はサポートしてもらえるのでしょうか?
故障や紛失の際にもすぐに対応してもらえるのか不安ですよね。
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ドコモの「らくらくスマートフォン」がおすすめ
おすすめは「らくらくスマートフォン4 (F-04J)」
ドコモの「らくらくスマートフォン4」は、2017年2月に発売されたAndroid6.0が搭載されたシニア向けのスマートフォンです。
「らくらくスマートフォン」の「ボタンの大きさ」「視認性」「画像レイアウト」をそのまま引き継ぎ、機能性がアップしています。
防水・防塵対策がしっかりされているので屋外でも安心して使用できるスマートフォンです。
約1,300万画素の広角カメラ
広角カメラなので、従来の「らくらくスマートフォン」シリーズよりも背景や人物をワイド画面に捉えて撮影できます。
高性能画像処理エンジンGRANVU(グランビュー)が搭載されているのでより美しい写真を撮ることが可能です。
スマイルムービー搭載
画像と動画を同時に処理できるので、シャターを押すだけでシャッターを押す直前の3秒間の画像が保存できます。
写真を撮る前の雰囲気や自然なしぐさを動画にすることで、より思い出が深くなりそうです。
Google検索・Google Play対応
らくらくスマートフォンで初めてGoogle検索とGoogle Playに対応しました。
検索したいキーワードをスマートフォンに向かって話しかけるだけなので、入力が苦手なシニアの方にピッタリです。
Google Playにも対応しているので、ゲーム・映画・音楽・書籍をダウンロードして楽しめます。
直観的に操作できるワンタッチ検索
カテゴリーが一覧表示されるので、自分で複数のキーワードを入力して絞り込む手間が省けます。
操作性が良いので、調べたいことをすぐに検索できるのが魅力です。
高品質な通話を実現
「ヒューマンセントリックエンジン」とVoLTE(HD+)が搭載されているので、今までの「らくらくスマートフォン」よりも雑音が少なくクリアな音声なので、聞き取りやすいのが特徴です。
迷惑電話対策機能
電話帳の登録されていない相手から掛かってきた電話には、音声ガイダンスで迷惑電話大作のガイダンスが流れて録音が始まります。
オレオレ詐欺の対策になるので安心ですね。
らくらくホンセンター直通ボタン
操作の仕方が分からないときや困ったことが起きたときには、ボタン1つでらくらくホンセンターへ電話をかけることができます。
通話料と相談料は無料なので、ぜひ活用したい機能です。
auの「シンプルスマートフォン」ではダメなの?
ドコモの「らくらくスマートフォン」に当たるシニア向けのシンプルスマートフォンとして、auからは「BASIO(ベイシオ)」が発売されています。
しかし、残念ながらau端末の「BASIO(ベイシオ)」に対応しているMVNOが無いのでキャリアのauで契約するのなら問題ありませんが格安SIMで「BASIO(ベイシオ)」を使うことができないのです。
「らくらくスマートフォン」が使えるMVNO一覧
ドコモの「らくらくスマートフォン」なら、どこの格安SIMでも使えるわけではありません。
MVNOで動作確認されているかどうかがポイントになります。
「らくらくスマートフォン」でもシリーズによって使える格安SIMが違うので、表にまとめてみました。
らくらくスマートフォン(F-12D) | らくらくスマートフォン2(F-08E) | らくらくスマートフォンプレミアム(F-09E) | らくらくスマートフォン3(F-06F) | らくらくスマートフォン4 (F-04J) | |
UQ mobile | 〇 | ||||
mineo | 〇 | 〇 | |||
BIGLOBEモバイル | 〇 | 〇 | 〇 | ||
イオンモバイル | 〇 | 〇 | 〇 | ||
IIJmio | 〇 | ||||
楽天モバイル | 〇 | 〇 | 〇 | ||
b-mobile | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
U-mobile | 〇 | 〇 | |||
DMM mobile | 〇 |
「らくらくスマートフォン4」に対応しているMVNOはUQmobile、mineo、イオンモバイルのみになります。
らくらくスマートフォン4以前の端末ならもう少し選択できるMVNOが増えますが、今から端末を購入するなら最新の「らくらくスマートフォン4」をおすすめします。
「らくらくスマートフォンプレミアム(F-09E)」は2019年2月まで、「らくらくスマートフォン3」は2011年1月まで修理を受付てもらえますが、それ以前の端末になると故障したときに修理が受け付けてもらえません。
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mineoの「シニアパック」がおすすめ
「らくらくスマートフォン4」が使えるmineoには、シニアの方にピッタリのサービスが充実しています。
「らくらくスマートフォン」以外にもシニアが使いやすい端末が用意されていますのでご紹介します。
「シニアパック」はどんなオプションなの?
mineのシニアパックは、
・スマートフォンセキュリティ
・特打フリック
・防災アラートPRO
・ATIS交通情報
・時事通信ニュース
・myスタンプボックス
・乗換案内Plas for S
・万能カメラ
・超電池
・超便利ツール
・金沢将棋レベル100
の11のアプリが月額200円のオプション料金で使い放題になるプランです。
最初の2カ月間はオプション料金が無料になるので、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
訪問サポートが受けられる
初期設定や使い方を、サポートスタッフが自宅に来て丁寧に教えてもらえます。
基本サポートは1台につき9,000円、LINEアプリの移行や電話帳移行などのオプションサーブスはサービスによって金額が変わります。
mineoの月額利用料金は?
mineoのDプランの通話SIM(デュアルタイプ)の月額料金を表にまとめてみました。
データ容量 | 500MB | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB | 20GB | 30GB |
月額基本料金 | 1,400円 | 1,500円 | 1,600円 | 2,280円 | 3,220円 | 4,680円 | 6,600円 |
こちらの端末もおすすめ
mineoのarrows M04とZen Foneシリーズは、「かんたんセット」「簡単モード」を使うことでアプリのアイコンが大きくなり、見やすくて分かりやすい配置になります。
シニア専用の端末ではありませんが、こうすることで老眼の方の操作性がアップしますよ。
Zen Fone 4
Zen Fone 4 Selfie Pro
Zen Fone Live
まとめ
シニア向けの格安スマホを選ぶ際には、スマホ初心者でも分かりやすい「大きな表示」と「分かりやすい配置」が必要不可欠です。
mineoのarrows M04とZen Foneシリーズのように、簡単モードに切り替えられるスマートフォなら使いやすいですね。
高齢者専用に作られたドコモの「らくらくスマートフォン4」なら、操作性が良いのはもちろんカメラやアプリ、検索なども活用したいエネルギッシュなシニアの方にもピッタリです。
SIMカードをmineoの格安SIMに変えればドコモと契約するよりも月額利用料金を安く抑えられます。
11種類のアプリが使い放題なのとオプション料金を支払えば自宅訪問サポートもしてくれるのでおすすめですよ。
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当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
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UQモバイル
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
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BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
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LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
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U-mobile
テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。
高速通信使い放題のデータ通信無制限プランは月額料金も2980円と安いですし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもあります。
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