ファーウェイのHuawei Mate9は2016年12月に発売されたSIMフリースマートフォンです。
ファーウェイといえば、SIMフリースマートフォン市場でどんどんシェアを拡大しています。特にミドルスペックモデルが価格に対して完成度が高いということで注目を集めています。
この機種は人気を博していたHuaweiのP9という機種からスペックを向上、特にカメラの性能を向上させ、デュアルシムデュアルスタンバイ対応にしたハイスペック機種ということで注目を集めましたが、その一方で悪い評判や注意点も聞こえています。
デメリットをどう捉えるかはその人次第ですが、少なくともそれを知った上で購入をして欲しいと考え、今回はとくに悪い評判や注意点を中心にまとめましたので、紹介します。
Contents
Mate9の悪い評判・注意点
CPU性能が同価格帯に比べると劣る
スペックだけを見ると、オクタコアで動作周波数も2.4GHzが4コアと1.8GHzが4コアのため、すごいスペックと感じると思いますが
このCPU、実はファーウェイ独自のkirinという名称のCPUです。
同スペックのSnapdragonと比べたときに動作性能も省エネ性能も劣ります。
オクタコアで動作周波数も高いから大丈夫、で選んでしまうと痛い目を見てしまいます。
実際高画質の動画を見ようとすると動作が滑らかではありません。
バッテリー関連に問題有
バッテリー関連の問題として一つにまとめさせていただきました。
問題点として挙がっているのが
・電話とブラウジング程度しか使用していないのに1年半ほどでバッテリーが膨張する
・メーカー公表スペックではバッテリーが4100mAhにも関わらず、アプリでバッテリー容量を調べると3000mAhと表記された
があります。
また、画面サイズが6インチ、CPUも省エネ性能に優れているわけではないのでバッテリーが4100mAhあっても期待するほどもたないとう点もあります。
携帯性が悪い
これは5.9インチの画面なので多少は仕方のないことですが、やはりポケット等に入れて持ち歩こうとすると少し大きいと感じますね。
質感はいいのですが、電話するにも幅が広いので手の大きな男性にはいいですが、女性には不向きかもしれません。
タブレットのような使い方でしたら問題ありませんが、携帯”電話”としては扱いづらさが目立ちます。
ガラスフィルムが存在しない
この機種に限らない話ではありますが、最近の機種で少しずつ実装されている2.5Dラウンドスクリーンを採用している点と、幅方向の縁が狭いため、厳密にいえばガラスフィルムが存在しません。
共用で売られているガラスフィルムなどを貼るとラウンドの内側までしか保護出来ませんし、大きいのをたとえ貼ったとしても、ラウンド部分からフィルムが浮いてきて剥がれます。
ですので、神経質な方はガラスフィルムが貼れない点は気になるところだと思います。
オリジナルユーザーインターフェース
これはHuawei製のスマートフォンやタブレットはすべてそうなのですが、ユーザーインターフェースがHuaweiオリジナルのものです。
変えようと思えば出来なくはないのですが、変更する過程が面倒です。
そこまで使い勝手が悪いわけではないのですが、同じAndroidからの乗り換えでもインターフェースが違う点は注意が必要です。
デュアルシムとmicroSDは同時使用不可
多くのデュアルシムデュアルスタンバイ機種に言えることですが、nanoSIMスロットとmicroSDスロットが一緒になっています。
ですので、SIMを2枚使うことと、容量アップのためのSDカード利用は同時には行えません。
この点に関しては注意が必要です。
au系のMVNO未対応
Mate9はau系のMVNOに対応していません。UQモバイルで検討していた方は別の端末を検討するとよいかと思います。
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Mate9の評価
以上のような悪い評判や注意点はあるものの、総合的にみてMate9はオススメできる機種だと言えると思います。
CPUに上記で触れていますが、あくまで同スペックの、ということであって、通常動作には何ら支障はありません。普通に快適に動きますし、バッテリーも4000mAhと大容量です。
また、カメラ性能も高いため、最近流行りのSNSへの写真投稿等にも役立ちます。
初めてスマートフォンを購入する方も、2台目以降でハイスペックなモデルがほしいという方はとりあえず触ってみてほしい端末です。
Mate9のスペック
5.9インチでフルHD液晶を採用しており、液晶性能がそこまで高いわけではないため、バッテリーが長持ちするようになっています。
ラはアウトカメラ2000万画素、インカメラ800万画素とどちらで満足できる画質となっています。
CPU性能はGPU性能が若干落ちますがRAM4Gの面からみても通常使用及び3Dゲームも安心して楽しむことが出来ます。
尚、使用SIMについては、CA対応バンドも考慮するとドコモ系SIMがおすすめです。
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OS | Android™ 7.0 Nougat |
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CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア (4 x 2.4GHz A73 + 4 x 1.8GHz A53) |
画面サイズ | 約 5.9インチ IPS液晶 |
解像度 | 1920×1080ドット |
バッテリー容量 | 4000 mAh |
メモリ | 4GB |
データ容量 | 64GB |
カメラ | 前面:800万画素 背面:1200万画素カラーセンサー + 2000万画素モノクロセンサー(ダブルレンズ) |
SIM | nanoSIMスロット×2 |
重量 | 190g |
外部SDカード | microSDカード対応(最大256GB) |
寸法 | 高さ約156.9mm×幅78.9mm×奥行き7.9mm |
防水/防塵 | ×/× |
band | 【SIM 1(DSDSではデータ通信用)】
|
おサイフケータイ | × |
テザリング | ◯ |
センサー | 指紋センサー、ジャイロセンサー、赤外線センサー |
カラー | シャンパンゴールド、ムーンライトシルバー |
まとめ
海外メーカーからのハイスペックスマートフォンもどんどん出てきています。
この機種は決してコストパフォーマンスにものすごく優れているわけではありませんが、高いコストパフォーマンスは維持しています。
CPUやRAM等の動作性能はもちろんいいのですが、やはりこの機種の最大の売りはカメラ性能だと思います。
今までもこれからもSNS機能を楽しんでいくうえでカメラ性能は大切なポイントですし、検討してみてはいかがでしょうか。
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当サイトおすすめの格安simは?

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。
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UQモバイル(この端末では使用できません)
1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。
TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。
まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。
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BIGLOBEモバイル
2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。
動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。
母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。
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LINEモバイル
3位はLINEモバイルです。
コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。
また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。
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U-mobile
テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。
高速通信使い放題のデータ通信無制限プランは月額料金も2980円と安いですし、毎月最新の映画が1本無料で見られるサービスもあります。
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