FREETEL Priori4は2017年1月に発売されたSIMフリー端末です。
ロングセラー端末であるFREETEL Prioriシリーズの第四世代ということもあり大きな注目を集めていますが、その一方で悪い評判や注意点も聞こえてきています。
デメリットをどう捉えるかはその人次第ですが、少なくともそれを知った上で購入をして欲しいと考え、今回はとくに悪い評判や注意点を中心にまとめましたので、紹介します。

残念ながら倒産してしまったFREETELの忘れ形見、Priori4の世の評判を調査しました。
FREETEL Priori4の悪い評判・注意点
FREETEL Priori4の悪い評判と注意点をまとめました。
いずれも格安simフリー端末故のデメリットとなりますが、購入時に「こんなはずじゃなかった」と思う前に確認しておくとよいでしょう。
CPUが非力
FREETEL Priori4のCPUはMediaTek社製 MT6737です。
このCPUはお世辞にも性能が高いとは言えず、代表的なベンチマークソフトであるAnTuTuベンチマークでFREETEL Priori4は30000に届かないようです。
2013年頃にdocomoなど大手キャリアから出た当時の上位スマホが35000~40000であることを考えると、FREETEL Priori4は四年前のミドルレンジクラスの性能しかないと言えそうです。
また、多くのスマホ/タブレットがQualcomm社製のCPUを使っているため、Qualcomm社製のCPUには最適化しているものの、少数派であるMediaTek社製CPUには最適化されていないアプリが少なくありません。
CPU性能の問題と合わせて、FREETEL Priori4でゲームをするのは厳しいと思いますので、ゲームをしたい場合は他の最新機種を選ぶことをおすすめします。
ROM容量が小さい
ROMは記憶装置とも言いますが、アプリや撮った写真・動画を保存するのはもちろん、システムを構成するandroidそのものも、この記憶装置の中に保存されています。
その大切なROMがFREETEL Priori4にはたったの16GBしかありません。
買ったときは、多少の空きがあるかもしれませんが、使っていくうちにデータが溜まっていって、新しいアプリをインストールしたり、写真が撮れなくなるかもしれません。
更に困るのは、androidのバージョンアップやシステムのバグが見つかったときに行われるアップデートが容量不足のために実施できなくなり、結果的にハードウェアとしては使えるけれど、セキュリティー上使わない方が良い状態にFREETEL Priori4がなるかもしれません。
もちろん、FREETEL Priori4はMicro-SDスロットを搭載しているので、画像などは本体のROMを使わずMicro-SDに逃がしてあげることは可能です。
しかし、ROMの容量に不安を感じる方は上位機種を選ぶことをおすすめします。
指紋センサーが非搭載
最近の機種では標準装備になりつつある指紋センサーがFREETEL Priori4には搭載されていません。
スワイプやパスワード、PIN、パターンといった画面を操作する方法か、音声で画面ロック解除をするかたちになります。
かつてと同じ方法でのロック解除といえばそうですが、指紋認証に慣れた人からするとまどろっこしいかもしれません。
指紋センサーが必要だと思う方は上位モデルの検討をおすすめします。
DSDS (デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に非対応
FREETEL Priori4には二枚分のmicro SIM/nano SIMスロットを用意されていますが、最新モデルにはほぼ標準装備といっても過言では無いDSDSには非対応になります。
絶対DSDSが必要と考えている方はより上位の端末を検討することをおすすめします。
メインカメラの解像度が低い
FREETEL Priori4に搭載された背面メインカメラの解像度は800万画素しかありません。
これは最新の上位機種、例えばHUAWEI P10の前面カメラと同じ解像度しかなく、今どきのスマホのメインカメラとしては解像度がだいぶと残念な感じです。
前述のROM容量の問題もあり、スマホのカメラで写真を撮るのが好きな人は他の機種の検討をおすすめします。

15000円と格安端末なので、機能面が優れているわけではないようですね。
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FREETEL Priori4の評価
以上のような悪い評判や注意点はあるものの、総合的にみると、FREETEL Priori4の実売価格が1.5万円を割り切る価格は非常に魅力的です。
1.5万円以下で購入することができ、しかも日本企業の保証が受けられる新品のスマホと考えた場合、FREETEL Priori4のコストパフォーマンスの高さは目を見張るものがあります。
四年前のミドルレンジクラスの性能だと上の方で書きましたが、電話にメールにSNSに地図アプリといった、必要最低限の機能しかスマホに求めない場合、FREETEL Priori4の性能でも困ることはありません。
スマホを使い倒した人には向きませんが、初めてスマホを持つ、シニア層やお子様には性能的にも価格的にもちょうどいい機種だと言えるでしょう。

繰り返すようですが、この価格帯であれば十分に満足できる端末です。最低限のことはできますので、とにかく節約したい人などにはお勧めですね。
FREETEL Priori4のスペック
FREETEL Priori4の目立った特徴は、4000mAhという最新機種の中でも屈指の大容量バッテリーが搭載されていることです。
また、六色のカバーがついており、それを付け替えることで色を自由にコーディネートでき、おしゃれな人は要チェックです。
その他は前述のとおりCPUがMediaTek社製であることや、ROM容量の少なさ、背面カメラの解像度の低さなど、気になる欠点はあるものの、価格を考えると納得の性能です。
メーカー | FREETEL |
価格 | 14800円(税抜き) |
CPU | MediaTek MT6737 4コア |
OS | Android 6.0(Android7.0 Nougatにアップデート予定) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
バッテリー | 4,000mAh |
連続待受 | 約450時間(4G) |
カメラ画質 | 背面:800万画素 前面:500万画素 |
通信(LTE) | FDD-LTE:1(2100MHz)/3(1800MHz)/5(850MHz)/8(900MHz) /18(800MHz)/19(800MHz)/28(700MHz) TD-LTE:41(2500MHz) W-CDMA:1(2100MHz)/5(850MHz)/6(800MHz)/8(900MHz)/19(800MHz) GSM:850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz |
対応回線 | ドコモ、ソフトバンク |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n 2.4GHz&5GHz |
Bluetooth | v4.0 |
テザリング | ○ |
入出力端子 | micro USB type B |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | micro SIM / nano SIM ×2 |
サイズ | 144.8mm × 71.5mm × 9.5mm |
画面サイズ | 5.0インチ/1280×720 (HD)IPS 5点マルチタッチスクリーン |
重量 | 167g |
本体カラー | 6色バックカバー付パッケージ(マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル) |
販売店 | FREETEL |
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まとめ
FREETEL Priori4について、私の率直な感想としては万人におすすめできる良機種だとは思えません。
しかし、日本企業の保証が受けられる1.5万円以下のAndroid7.0対応保証スマホはそうそうなく、非常に貴重な存在です。
その辺りのことが分かっている事情通がセカンドスマホとして、あるいは最新機種が触りたいガジェットマニアがお遊びスマホとして購入を考える場合、FREETEL Priori4はかなりの名機種と言えるでしょう。
また四年前のミドルレンジ程度の性能でも、電話やメール、SNS程度であればまったく不自由がないため、シニア層やお子さんの初めてのスマホとしてはFREETEL Priori4は全然アリな選択肢です。
価格を抑えて安心安全な日本クオリティー保障のスマホが欲しいという方にはオススメしたいSIMフリー端末です。
FREETEL Priori4はLIBMOで販売しています。
もし、MVNOを検討している方がいれば、月額料金の安いLIBMOをおすすめします。
LIBMO使用開始までの流れ
LIBMO開始までの流れは以下の通りです。
1.利用端末の確認
もし、利用できる端末ではない場合はLIBMOで取り扱う端末をセットにするとお得です。
2.プランを選択
LIBMOのプランは以下の通りです。
データ通信プラン | +SMS | 音声通話プラン | |
ライトプラン
(最大通信速度200Kbps) |
480円 | +140円 | 1,180円 |
3GBプラン | 880円 | 1,580円 | |
6GBプラン | 1,480円 | 2,180円 | |
10GBプラン | 2,280円 | 2,980円 |
30秒20円ですが、次のオプションサービスがあります。
★通話パック30
月額880円で、月間1,200円分(通話約30分分)の通話が可能になります。
3.MNP予約番号取得
今の携帯電話番号をそのまま使いたい場合は、契約中の携帯会社の窓口、または受付店でMNP予約を申し込み、MNP予約番号を受け取る必要があります。(新規契約の場合は不要です。)
MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間ですが、WEB申し込みする場合は、MNP予約番号の取得日から2日以内に手続きが必要です。
契約中の携帯電話会社 | Webから | ケータイ/一般電話から |
NTTドコモ | iモード
i-menu→お客様サポート→お申し込み・お手続き→各種お申し込み・お手続き PCサイト MyDoCoMo( http://www.mydocomo.com ) →ログイン 受付時間:24時間 システムメンテナンス時間などは除く |
ケータイから 151 |
一般電話から 0120-800-000 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ソフトバンク | Yahoo!ケータイ
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ディズニーモバイル | Disney Web
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
au 沖縄セルラー |
EZweb
TOP→auお客さまサポート→申し込む/変更する→au携帯電話番号ポータビリティ(MNP) 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイ・一般電話から 0077-75470 |
受付時間:9:00~20:00 |
4.申し込みフォームに入力
まずこちらからLIBMOの申し込みサイトにアクセスしてください。
「お申込み」をクリックすると、下記の画面となります。「同意のうえ、お申込みを開始するをクリックしてください。
画面を下にスクロールし、「各種約款に同意する」にチェックを入れ、「次へ」をクリックしてください。
申し込みサービスを選択します。
端末+SIMカードを選択した場合は端末を選択します。
SIMサイズ、データ容量、プラン選択、MNP利用の有無、ご利用者確認、オプション選択、TOKAI SAFEの選択、データシェアオプションの選択を行い、「次に進む」をクリックしてください。
お客様情報、支払い方法、端末の支払い回数(端末セットのみ)、端末保証の有無、LIBMOからのお知らせ、TLC会員サービスの入会有無を選択してください。
*申し込みには本人名義のクレジットカードが必須になります。また、連絡が取れるメールアドレスもご用意ください。
「上記利用規約等に同意する」にチェックを入れて、「内容を確認する」にクリックしてください。
内容の確認画面が出てきますので、確認すると仮申し込み完了となります。
5.本人確認書類のアップロード等
メールにて本人確認書類の案内が届きますので、メールに記載するページから本人確認書類の画像をアップロードします。
本人確認用書類は以下のようなものになります。
・運転免許証
・パスポート(日本国旅券) (有効期限内のもので、現住所が記載されているもの)
・身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 住所の記載のあるもの
・特別永住者証明書(有効期限内のもの)
・在留カード
・健康保険証+補助書類(補助書類は、住民票や公共料金領収証などです)
6.SIMカードの受領
申し込みから1週間程度でSIMカードが届きます。
他社からの乗り換えの場合、LIBMOお客様センターにお電話いただき、音声ガイダンスに従って開通手続きを行ってください。お手続き後最大3時間でSIMカードがご利用いただけるようになります
LIBMOお客様センター:0120-27-1146
受付時間:10:00~18:00
7.SIMカード接続設定
→設定方法
設定が完了すれば利用開始可能です。