DMMというと、ネット通販やビデオ・オン・デマンド事業の「DMM.com」を思い浮かべる方がほとんどかもしれません。
そのDMMが格安SIMに参戦。しかも、常に業界最安値を追求する姿勢がある!と話題になっています。
DMMモバイルは本当に安いのでしょうか?
今回は、料金面だけでなく、サポートの体制などを、DMMモバイルの評判や口コミから確認してみました。
Contents
サポートが弱い
DMMモバイルは、「安くなった」「節約できた」と料金面では満足している人が多いようですが、サポート面では、次のような不満の声が数は少ないながら見受けられました。
・サポートセンターに問い合わせようとしても常に話し中で、色んな曜日や時間帯に何10回と掛けてみましたが、繋がることは一度もありませんでした。サポートが必要な人は契約しない方が良いです。
・サポートセンターの対応が良くないです。 こちらの質問をなかなか理解してもらえず、何度も噛み砕いて説明しても、同じ回答がくるだけでした。理解していることをつらつらと返信されるだけで融通が利きません。 また、ポイントの有効期限が短いので無駄になることが多いです。 誤操作かもしれませんが、履歴および身に覚えのない通話料が請求されておりましたので、今後も続くようなら解約予定です。
ポイントの有効期限が短い
DMMモバイルでは、利用料金の10%がポイント還元されます。
ポイントは、DMM.comの動画や電子書籍のサービスに利用できるので、DMM.comを普段から使っている方には嬉しいサービスです。
ただ、上の「口コミ」の中にも記載がありましたが、ポイントの有効期限は通常1か月と、気が付いたら期限がすぎていた!というレベルの短さ。
現在はポイント期限を延長中で発行日から3か月使えますが、今後、有効期限が元に戻る可能性もあるので注意が必要です。
解約手数料がかかる
最近は最低利用期間なし、解約手数料がかからない格安SIMも出てきました。
しかし、DMMは
データSIMの場合、最低利用期間は利用開始日を含む月の月末日
通話SIMの場合は、利用開始日を含む月の翌月から12カ月後の月末日となっていて、解約手数料が9,000円かかります。
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やっぱり料金の安さとプランの分かりやすさは群を抜く!
サポートの弱さやDMMポイントに関して多少の不満はあるものの、DMMモバイルには、そんな不満を吹き飛ばす料金の安さ、プランの分かりやすさがあります。
データ通信1GBは480円。さらに安い「ライトプラン」440円も用意されていますし、全プランで、業界では最安値水準ですから、とにかく料金を抑えたいという方にはオススメです。
また、格安SIMによっては、HPを見ても、最終的に料金がいくらになるのか?どんなプランやオプションがあるのか複雑で分かりにくいケースも多々見受けられますが、DMMモバイルは、データSIMなのか通話SIMなのかを選んだあとは、データ容量を選ぶだけ。
そのデータ容量も、1GB、2GB、3GB、5GB、7GB、8GB、10GB、15GB、20GBと細分化されていて、自分にあったプランを選びやすくなっています。
個人的な感想ですが、HPの見やすさも格安SIMの中ではトップクラス。特に「DMMモバイルでできること・できないこと」の表や、「DMMモバイルはどうして安いの?」という説明は、とても分かりやすく、格安SIMの安さに不安を抱いている方は、この説明を見たら(読んだら)安心して使ってみようと思うのではないでしょうか。
翌月繰り越しやバースト機能もあって使いやすい
DMMモバイルは、料金の安さやプランの分かりやすさだけでなく、翌月繰り越しができるなど使い勝手がよいのも魅力です。
データ容量の翌月繰越やシェアプランがある
DMMモバイルでは、使いきれなかったデータ通信量を翌月に繰り越すことができます。
また、データSIM、通話対応SIMとも「シェアコース」があり、家族間や複数デバイス間で通信容量をシェアすることができますので、家族での契約やスマホとタブレットなど複数デバイスを持っている方は料金の節約になります。
通信速度制限がない
キャリアでスマホを使用していて、通信速度制限をかけられた経験がある方も多いのではないでしょうか。格安SIMでも、ほとんどの会社が3日間で一定の通信量を超えた場合、通信速度制限を設けていますが、DMMモバイルにはありません。
通信速度制限がない格安SIMはかなりめずらしいです。
ただ、契約プランの容量を超えた場合や高速通信の設定をOFFにしていて、通信速度が最大200Kbpsの低速通信の状態になっている場合、直近3日間の通信量が366MBを超えると、通信速度が終日制限されることがありますのでご注意ください。
バースト機能がある
DMMモバイルにはバースト機能があります。
バースト機能とは、高速データ通信量の残量がなくなった場合や、高速データ通信をOFFに設定している場合でも、はじめの一定量だけ高速通信で読み込みを行う機能のことをいいます。
バースト機能がないと、読み込みに時間がかかりますが、バースト機能が働くとすぐに読み込みが完了し、SNSやテキストが主のサイトならストレスなく利用することができます。
高速と低速の切り替えができる
DMMモバイルのアプリを使うと、通信速度の高速モードと低速モードの切り替えが可能です。
月末にデータ容量が少なくなってしまったら、低速モードに切り替えてデータ容量を節約することができます。
プランの変更が簡単
DMM モバイルでは、契約後の高速データ通信量の変更がとても簡単です。
変更手続きはDMMモバイルのマイページから行うことができ、毎月24日までに手続きをすると翌月1日に変更、25日以降の場合は翌々月1日に変更されます。
手続は本当に簡単ですから、ご自分が使うデータ通信量を確認しながら、容量をこまめに変更することで料金をさらに節約することができます。
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DMMモバイルの評判まとめ
DMMモバイルは、サポート体制に少々不安があるものの、全体的に評判は高いといってよさそうです。
その最大の魅力は、なんといっても常に業界最安値を追求する姿勢。
最安値を他社に塗り替えられると、すぐに下げてくるというのですから、その本気度が分かります。
ただ料金が安いだけでなく、プランの設定も分かりやすく、バースト機能、速度の切り替え、プランの変更など、使い勝手もよさそうです。
HPは初心者にも分かりやすく作られていますから、格安SIMを検討されている方はDMMモバイルのHPをのぞいてみてはいかがでしょう。
DMMモバイルの料金プランなど
次にDMMモバイルの料金プランなどを紹介いたします。
DMMモバイルの料金プラン
DMMモバイルの主な料金プランは以下のようになっています。
データ通信SIMプラン |
通話対応SIMプラン | ||
ライト※ | 440円 | ライト※ | 1,140円 |
1GB | 480円 | 1GB | 1,260円 |
2GB | 770円 | 2GB | 1,380円 |
3GB | 850円 | 3GB | 1,500円 |
5GB | 1,210円 | 5GB | 1,910円 |
7GB | 1,860円 | 7GB | 2,560円 |
8GB | 1,980円 | 8GB | 2,680円 |
10GB | 2,190円 | 10GB | 2,890円 |
15GB | 3,280円 | 15GB | 3,980円 |
20GB | 3,980円 | 20GB |
4,680円 |
※通信速度を気にせず、とにかく安く利用したい人向けのプラン
このほかも、家族や複数デバイスでデータ容量を分け合える「シェアコース」があります。
DMMモバイルの通話料
DMMモバイルの国内通話料金は、通常 20円/30秒ですが、下記のようなオプションサービスがあります。
★10分かけ放題
月額850円で10分間の国内通話が回数無制限でかけ放題になります。
以前は5分かけ放題だったプランが料金据え置きで、10分かけ放題となりました。
DMMトークアプリを使った通話に限定されますが、このアプリを使うと、10分を超えた場合も通話料が通常の半額30秒10円となります。
DMMモバイルの取り扱い端末
DMMモバイルが取り扱う機種一覧です(2018年2月6日現在)。
価格 | |
Mate10 Pro | 89,800円 |
ZenFone 4 Selfire | 27,800円 |
GRAND X LTE | 4,980円 |
ZenFone 4 MAX | 24,800円 |
AQUOS sense lite SH-M05 | 29,800円 |
ZenFone4 カスタマイズモデル | 44,800円 |
ZenFone4 | 56,800円 |
ZenFone 4 Selfire Pro | 42,800円 |
arrows M04 | 33,800円 |
P10 Plus | 72,800円 |
P10 | 65,800円 |
P10 lite | 29,980円 |
ZenFone 3 Max | 27,800円 |
VAIO PhoneA | 21,800円 |
Moto G5 Plus | 35,800円 |
PIXI4 | 10,000円 |
HUAWEI nova | 31,800円 |
HUAWEI nova lite | 19,800円 |
AQUOS SH-M04-A | 27,300円 |
Mate9 | 60,800円 |
ZenFone3 | 34,800円 |
arrows M03 | 33,800円 |
タブレット
Media Pad M3Lite |
29,800円 |
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その他DMMモバイルに関する情報
その他、DMMモバイルに関する情報です。
データ容量の翌月繰越 | あり |
高速低速通信のON/OFF | あり(アプリ) |
店舗での申し込み | なし |
初期費用 | 3,000円 |
MNP即日切替 | あり |
回線 | ドコモ |
最低利用期間 | 12カ月 違約金9,000円(音声SIM) |
DMMモバイルの通信速度
Web閲覧に必要な「下り」の通信速度とメールやSNS利用時に発生する「上り」の通信速度を朝(9時台)、昼(12時台)、夕方(17時台)に分けて測定しております。
上り(Mbps) | 下り(Mbps) | |
朝 | 2~3 | 20以上 |
昼 | 6 | 0.5~1 |
夜 | 5~6 | 1~2 |
DMMモバイルは、昼から夜にかけてのスピードが少し遅くなるのが気になります。
ただ、昼は他の格安SIMも一斉に速度が落ち込みますので、仕方がないかもしれません。
申込から利用開始までの大まかな流れ
- WebページよりDMMモバイルのプラン内容の選択や、お客様情報の入力をする
- 本人確認証を提出する
- SIMカードが自宅に届く
- Webマイページにログインして、「電話番号切り替え」を申し込む
- 電話番号の切り替え後、SIMカードを端末に挿入
- 初期設定を行って利用開始
必要な書類等をあらかじめ用意しておきましょう
クレジットカード
本人名義のクレジットカードが必要です。月々の利用料金はクレジットカード払いとなります。
本人確認証
通話SIMカードをご契約の場合は、本人確認証の提出が必要です。
運転免許証、健康保険被保険者証、パスポート、在留カード、特別永住者証明書、住民基本台帳カード、個人番号カードの中から1点。
MNP予約番号
現在使っている電話番号を引き続き使いたい場合はMNP予約番号が必要です。現在契約中の事業者で発行してもらってください。
なお、予約番号の有効期限が10日以上あることがお申し込みの必須条件になりますので、ご確認ください。
もし予約番号の有効期限が10日を切っている場合は、再発行してもらってください。
端末が対応しているか確認する
SIMカードだけ契約して、端末は今お使いのSIMフリー端末を使う場合は対応しているかどうか調べる必要があります。
DMMモバイル Web申し込みの方法
ここではWebからDMMモバイルに申し込む方法を順を追ってお伝えしたいと思います。
まずは公式サイトにアクセスし、「お申し込み」をクリックします。
「通常申込」の方をクリックして申込内容に合った選択をしていきます。
SIMカードのみの購入なのか、端末とSIMカードをセットで購入するのかいずれかを選択します。
SIMカードの種類の選択
通話もできるSIMカードにするのか、データ通信のみのSIMカードにするのかを決めます。
データ使用量の選択
データ使用量によって月額利用料金も変わってきますので、ご自身の利用量に合ったコースを選択します。
実際に使ってみてからコースを変更することも可能です。(変更手数料は無料)
オプション追加なども、こちらの画面上で選択します。
SIMカードのサイズを選択
使う端末によってSIMカードのサイズが異なりますので、間違えないように選択します。
住所やクレジットカード情報などの個人情報を登録
最後に本人確認書類を提出すれば、申し込みは完了です。
しばらくするとSIMカードが郵送されてきますので、設定が完了すれば利用開始となります。
初期設定の方法
基本的には端末にSIMカードを挿入するだけです。
SIMカードを装着後、APN接続設定が必要になるので、その方法をお伝えしたいと思います。
詳しくはこちら
Wi-fi等でインターネットに接続後、APN構成プロファイルをダウンロードします。
その後プロファイルをインストールします。
「完了」が表示されれば成功です。
それから設定画面で「モバイルデータ通信」をONにすれば設定完了です。
お得なキャンペーンなど
現在行われているキャンペーンは次のとおりです。
キャンペーンは新規加入者を対象にしているものがほとんどですが、3周年のキャンペーンは、加入中の方が対象なのでお見逃しなく。
3周年記念!みんなにありがとうキャンペーン
キャンペーン期間 | 2018年1月30日~2月28日 |
キャンペーン内容 | DMM mobile会員の方、またはキャンペーン期間中に新規お申し込み手続きが完了した方全員に新規契約手数料3,000円が無料で申し込めるシリアルコードをプレゼント |
対象条件 | DMM mobile会員の方 |
モバイルセット割2倍キャンペーン
キャンペーン期間 | 2018年2月1日~4月30日 |
キャンペーン内容 | キャンペーン期間中にDMM光を申し込みの方に限り、DMM mobileをセットで利用すると、DMM光の月額料金から毎月500円割引のところを最大6ヶ月間は1,000円割引 |
対象条件 | ・キャンペーン期間中に、DMM光に申し込み、申し込み月から3ヶ月後の月末までに利用開始された方。
・DMM mobileをDMM光利用開始月から6ヵ月以内に契約の方。 ・初回のお支払いが完了した方。 ・同一DMM会員IDにて、DMM光とDMM mobileの両サービスをご契約していること。 |
まとめ
業界最安値の利用料金でサービスが受けられるわけは、徹底的にコストを削減しているから。その一例は、店舗を持っていないことです。店舗を持つと正直、人件費などがかなりかかるからでしょうね。
でも、365日年中無休のコールセンターがあるのでいざという時にも安心です。
コールセンターにつながりにくいという声もありましたが、チャットでの質問も可能です。
「利用料金が安い=質が悪い」というわけではないので安心してくださいね。DMMモバイルはNTTドコモの回線を利用しているので安定した通信状態と通信エリアの広さはダントツです。
「よし!DMMモバイルに乗り換えよう」と思われた方はこちらのサイトを参考にしてくださいね。