契約データ容量を使い切ってしまって、通信速度が遅くなってしまった経験はありませんか?
キャリアと同様、格安SIMにもそんな速度制限があり、BIGLOBEも例外ではありません。
では、BIGLOBEではどんな時に速度制限がかかってしまうのでしょうか?
今回は、BIGLOBEの速度制限について、その詳細と速度制限の解除方法などについてご説明します。
Contents
- 1 通信速度制限ってなに?
- 2 速度制限を解除するには
- 3 BIGLOBEに3日間の速度制限はホントにないの?
- 4 速度制限にかからないために
- 5 まとめ
- 6 申し込みから利用開始までの大まかな流れ
- 7 必要な書類等をあらかじめ用意しておきましょう
- 8 BIGLOBEモバイル Web申し込みの方法
- 8.1 BIGLOBEモバイル Webサイト内の「申し込む」をタップする
- 8.2 「SIMのプランを選ぶ」をタップする
- 8.3 回線のタイプを選ぶ(ここでは「タイプD」を選択)
- 8.4 SIMカードのサイズを選ぶ(ここではnano SIMを選択)
- 8.5 SIMの種別を選ぶ(ここでは「音声通話」を選択)
- 8.6 契約形態を選ぶ(ここではMNPを選択)
- 8.7 プランを選ぶ
- 8.8 オプションサービスを選ぶ
- 8.9 全ての項目を選択したら、画面一番下の「次へ」をタップする
- 8.10 登録情報の入力画面に進む
- 8.11 画面下の「お客様情報の登録」にて必要な情報を入力後、画面一番下の「登録情報の確認へ」をタップする
- 8.12 登録情報の内容を確認し、申し込み手続きを完了させる
- 9 初期設定を行なう
通信速度制限ってなに?
通信速度制限はその言葉どおり、ある一定の条件を超えてしまった場合に、Web閲覧の速度が、通常の1/10〜1/20になってインターネットを使いにくくなってしまうことをいいます。
多くの格安SIMでは、直近3日間の制限と1か月の契約データ容量による制限の2種類を設けていますが、BIGLOBEでは、1か月の契約データ容量による制限のみ設定されています。
契約データ容量を超えたとき速度制限
BIGLOBEの通信速度制限は、プラン毎に決められている基本データ容量分を超えて使用した時の速度制限です。
各プランの速度制限は
BGILOBEには次のようなプランがあり、通信速度はタイプD(NTT回線)とタイプA(au回線)で少し異なり、契約したデータ高速通信容量を超えると、速度制限がかかります。
BIGLOBEのプラン | 高速通信容量 | 通信速度
タイプD(NTTドコモ回線) タイプA(au回線) |
月額料金
|
||
データSIM | SMS機能付きデータSIM | 音声通話SIM | |||
音声通話スタートプラン | 1GB/月 | 【タイプD】
受信時最大 788Mbps 送信時最大 50Mbps 【タイプA】 受信時最大 708Mbps 送信時最大 50Mbps |
― | ― | 1,400円 |
3ギガプラン | 3GB/月 | 900円 | 1,020円 | 1,600円 | |
6ギガプラン | 6GB/月 | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 | |
12ギガプラン | 12GB/月 | 2,700円 | 2,820円 | 3,400円 | |
20ギガプラン | 20GB/月 | 4,500円 | 4,620円 | 5,200円 | |
30ギガプラン | 30GB/月 | 6,750円 | 6,870円 | 7,450円 |
データ容量を超えたときの速度はどのくらい?
当月の通信量の合計が契約データ容量を超えた場合、全てのプランで通信速度は送受信最大200kbpsに制限されます。
なお、速度制限の期間は当月末まで。シェアSIMカード追加オプション、シェアオプションを利用している場合は、利用中の全てのSIMカードの通信量の合計値が契約容量を超えた場合に速度制限がかかります。
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速度制限を解除するには
速度制限にかかっても、月末までの日数が数日であれば、我慢できるかもしれません。
でも、長期間にわたって遅い速度で利用するのはストレスもかかります。
そこで、速度制限を解除する方法として、BIGLOBEには「ボリュームチャージ」というサービスが用意されています。
ボリュームチャージとは?
BIGLOBEのボリュームチャージは、通信速度制限を解除してLTE高速通信が可能な通信量を増やせるサービスです。チャージ容量が消費されている間は、通信速度制限が解除され、快適にLTE高速通信が利用可能になります。
ボリュームチャージを利用するには?
ボリュームチャージが利用できるのは
・音声通話スタートプラン
・3ギガプラン
・6ギガプラン
・12ガプラン
・20ギガプラン
・30ギガプラン
・スタンダードプラン(新規受付終了)
・ライトMプラン(新規受付終了)
の8つのプランで、そのうちスタンダードプランとライトMプランは新規受付を終了しています。
ボリュームチャージは、BIGLOBEの公式サイト→ボリュームチャージから「ボリュームチャージを購入する」ボタンをクリックもしくはタップし、「お手続きページ」から申し込むことができます。
価格は300円(税別)/100MB
100MB単位で100MB~1,000MB(1GB)まで購入が可能ですが、1カ月以内に400MB(1,200円(税別))以上のボリュームチャージを利用する場合、プラン変更をしたほうが安くなる可能性があります。
データ容量が100MB増えると、WEBページの閲覧100ページ程度、動画視聴は12分程度、IP電話70分程度のことが可能です。
BIGLOBEに3日間の速度制限はホントにないの?
3日間速度制限とは、直近72時間(3日間)の送受信の通信量がある一定の量に達すると、通信速度に制限をかけるというものです。
BIGLOBEモバイルでも以前はプランによって3日間速度制限がありましたが、2016年9月に撤廃されました。
ただし、通信速度制限に関するQ&Aを注意深く確認すると、
「タイプAの回線では、SIMカード1枚につき、直近72時間(3日間)の通信量の合計が6GBを超えた場合、通信速度を制限することがあります。」
という記載がありますから、BIGLOBEをAプラン(au回線)で申し込みをする方は3日間の速度制限にも注意が必要かもしれません。
速度制限にかからないために
通信速度制限にかかってしまったら、ボリュームチャージをして高速データ通信量を追加で購入して解除するは可能です。
でも、それには追加で料金がかかってしまいますから、できれば速度制限にはひっかからない方がいいですよね。
そのためには次のような方法も考えられます。
BIGLOBE Wi-Fiの利用
BIGLOBEには、BIGLOBE Wi-Fiというサービスがあり、以下の対象プランを契約すると1ライセンスを無料で利用することが可能です。
<対象プラン>
・6ギガプラン
・12ギガプラン
・20ギガプラン
・30ギガプラン
・スタンダードプラン(新規受付終了)
・ライトMプラン(新規受付終了)
BIGLOBE Wi-Fiはカフェやコンビニエンスストア、鉄道主要駅、空港、商業施設など全国83,000カ所のアクセスポイントがあります。BIGLOBE Wi-Fiを利用すれば、データ容量が節約できますから、これも速度制限を避ける方法のひとつといえます。
エンタメフリーオプションの活用
エンタメフリーオプションは、BIGLOBEモバイルの料金に加えて月額480円からの定額を支払うことで、で対象の動画や音楽をデータ通信量の制限なく楽しめるサービスです。
主に動画や音楽の視聴でデータ容量を消費している方は、100MB 300円のボリュームチャージをするよりも、エンタメフリーオプションを活用する方が、通信制限にかかる可能性は低くなり、コスト的にも安くなるかもしれません。
まとめ
通信速度に制限がかけられると、速度が一気に遅くなり、何をするにもストレスがかかります。できればそんな状態になるのは避けたいものです。
速度制限がかけられても、ボリュームチャージでデータ容量を追加して、速度制限の解除は可能ですが、せっかく格安SIMにしたのに、毎月追加料金を払うのはばかばかしいですよね。
BIGLOBE Wi-Fiやエンタメフリーオプションなど、オプションサービスをうまく利用して、通信速度制限にひっかからないよう契約データ容量内で快適に利用する自分なりの方法を見つけ出してみてください。
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音楽や動画を見るのが好きな人にもってこいなBIGLOBEモバイルですが、申し込みも非常に簡単ですよ!
申し込みから利用開始までの大まかな流れ
BIGLOBEモバイルには3種類のSIMカードのタイプがあり、お申込みからご利用までの流れの詳細についてはタイプによって若干異なります。
◼︎音声通話SIM(MNP利用無し)の場合
◼︎音声通話SIM(MNP利用あり)の場合
◼︎データ通信専用SIMの場合
必要な書類等をあらかじめ用意しておきましょう
スムーズに手続きを行なう為にも、下記3点をあらかじめ用意しておくと手続きがスムーズです。
本人確認書類
有効期限内のものである事を確認の上、
記載内容がはっきりと読み取れるように画像をアップロードします。
※ファイル形式はJPEGまたはPDF、ファイル一枚につき3GB以内
本人確認書類は以下のとおりです。
・運転免許証
・運転経歴証明書
・日本国パスポート+補助書類
・在留カード
・特別永住者証明書
・住民基本台帳カード
・健康保険証+補助書類
・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障がい者保健福祉手帳
・特定疾患医療受給証+補助書類
・特定疾患医療登録者証+補助書類
補助書類の条件
※発行から3ヶ月以内のもの、申込者本人の氏名・住所が記載されているものに限ります(家族の氏名が記載されているものは不可)
※個人番号(マイナンバー)の記載のある住民票は、補助書類として利用不可
・公共料金領収証(電気、都市ガス、水道)
・住民票(マイナンバーの記載がないもの)
・戸籍謄本
クレジットカード
※デビットカードやプリペイド式のカード、海外で発行されたクレジットカード は使用不可
既にBIGLOBEのサービスを利用されている方は、現在登録されているお支払い方法で申し込む事ができます。
MNP予約番号
他キャリアからの乗り換えで、今の携帯電話番号をそのまま使いたい場合は、契約中のキャリアのコールセンターまたは店頭にてMNP予約番号を申し込む必要があります。
MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間ですが、BIGLOBEモバイルでは予約番号の有効期限が12日以上残っている事が必要です。
対応端末:
BIGLOBEの対応端末は公式サイトから見ることが可能です。対応していない場合は一緒に新しい端末を購入するのもよいかと思います。
BIGLOBEモバイル Web申し込みの方法
まず、公式サイトにアクセスします。
BIGLOBEモバイル Webサイト内の「申し込む」をタップする
「SIMのプランを選ぶ」をタップする
回線のタイプを選ぶ(ここでは「タイプD」を選択)
SIMカードのサイズを選ぶ(ここではnano SIMを選択)
SIMの種別を選ぶ(ここでは「音声通話」を選択)
契約形態を選ぶ(ここではMNPを選択)
プランを選ぶ
オプションサービスを選ぶ
全ての項目を選択したら、画面一番下の「次へ」をタップする
登録情報の入力画面に進む
画面下の「お客様情報の登録」にて必要な情報を入力後、画面一番下の「登録情報の確認へ」をタップする
登録情報の内容を確認し、申し込み手続きを完了させる
初期設定を行なう
申し込み手続きが完了すると、後日SIMカード等が同梱されたセットが送付されます。SIMカードの挿入方法については、BIGLOBEモバイル ホームページ内の「SIM替え道場」というページに動画付きで紹介されていますので、こちらをご参照ください。
また初めて利用する際は、端末にSIMカードを挿入後、APN(接続先)の設定が必要となります。APNの内容は、以下の通りです。
APN:biglobe.jp
ID(ユーザー名):user
パスワード:0000
認証方式:PAPまたはCHAP
PDP Type:IP(PPPは対応していません)
またiPhoneでは、事前にプロファイルをインストールする必要があります。
1.Wi-Fiにて接続し、ブラウザの「Safari」を起動する
2.下記のURLにアクセスし、構成プロファイルをダウンロードする
http://0962.jp/apn/
3.プロファイルのインストール画面が表示されるので、右上の「インストール」をタップする
4.iPhoneにパスコード設定をしている場合は、パスコードを入力する
5.インストールが完了