b-mobileおかわりSIMは、日本通信が提供している格安SIMです。
最大の特徴は、使った分だけ支払う5段階定額料金。データ通信の場合、1GBで500円、1か月ワンコインの料金で利用できる安さが魅力です。
ただ、安さだけに注目してしまうと痛い目にあう可能性も…。
今回は、使った人からの評判や口コミからb-mobileおかわりSIMの実態を調べてみました。
Contents
安いけど遅い!の口コミ多数 端末の扱いもなし
b-mobileおかわりSIMは、使った分だけ支払う5段階定額になっているので、月によって使うデータ容量に変動がある方は、データ容量をムダにすることなく利用ができて便利です。
また、その料金もデータ通信1GBで500円という安さですが、通信速度に対しては厳しい声が寄せられています。
激遅で使い物にならない!という声も
b-mobileおかわりSIMの速度に関する口コミを確認してみると、「安かろう悪かろう」「激遅で使い物にならない」といった声が見受けられました。
通信速度は、場所や時間、環境によってかわるので、一概にb-mobileおかわりSIMが遅いとは言い切れませんが、このような声が多いのは気になります。
・回線速度が遅いと思います。動画は見れません。夜中の2時位だったら、少し快適に見れると思います。動画は見れないので、メールと掲示板を見るくらいしか用途とはないと思います
・遅すぎます。最近特にひどくなってきており、インスタのムービーすら閲覧できず。フェイスブックもレスポンスが悪いです。動画を見る人はやめたほうがいいです。
・おそい。とにかく遅い。LTEとは思えぬ速度だし、混んでる時間帯だと、3Gどころか電波が繋がないことも多々ある。
実際の速度は?
実際に測定した速度を確認してみると、b-mobileおかわりSIMは、1日を通して1~3Mbps程度。極端に速度が落ちる時間はないものの、速度がアップする時間帯もありません。
速度の順位も18位~20位と低迷しており、速度重視の方にはあまりおススメできません。
スマホとのセット販売がない
b-mobileおかわりSIMは、スマホとのセット販売をしていません。
今使っているスマホをそのまま利用する方には影響がありませんが、スマホも乗り換えたい方や初めてのスマホを検討している方には、端末を一緒に選べないので不便です。
スポンサードリンク
それでも使った分だけ支払う「5段階定額」はありがたい
速度の遅さは気になるところではありますが、それでも、b-mobileおかわりSIMの大きな特徴である「使った分だけ支払う」料金システムは、月によってデータ使用量に変動がある方にはとてもありがたいシステムといえます。
例えば、データ通信のみでSIM1枚の場合
1GBまでなら500円、2GBまでなら750円と最大5GBまで1GBごとに250円ずつ料金がプラスされます。
その月に使ったデータ容量だけ料金を支払うことになるので、月によって使うデータ容量に変動があっても契約内容を変更することなく利用できます。しかも上限が決まっているので、使い過ぎで料金が極端に高くなる心配もありません。
Turbo Chargeで5GB以上も高速で利用できる!
b-mobileおかわりSIMの最大データ容量は5GBですが、5GBを超えた場合でも通信速度が200kbpsという低速に制限された状態で通信自体はできます。また、データのチャージが可能などのメリットもあります。
データチャージが可能なTurbo Charge
b-mobileおかわりSIMには5GBを超えても、追加料金を支払うことで高速通信が可能な「Turbo Charge」という機能があります。
100MB分300円と500MB分1,200円(どちらも有効期限90日)の2種類があり、購入した高速通信の容量に関しては、Turbo chargeのスイッチを利用して高速通信のオン/オフが可能です。
通話定額オプションがある
以前はデータ通信が主で、音声通話やSMSプランが用意されていなかったb-mobileおかわりSIMですが、現在はどちらのプランもあり、通話定額オプションも追加されまました。
通話定額オプションでは、「b-mobile電話」というアプリを通して通話をすると、通常の電話料金が30秒10円になります。
また、月額500円で1日50回3分以内の国内電話が無料になる「通話3分定額オプション」もあるので、データ通信だけでなく通話も頻繁にする方も割安で利用が可能です。
最低利用期間が短い
格安SIMで音声通話付きSIMを契約すると、最低利用期間を6カ月~12カ月に設定しているところが多いですが、b-mobileおかわりSIMでは最低利用期間が5か月と、他の格安SIMより少し短くなっています。
4か月以内に解約すると解約金が8,000円かかります。
スポンサードリンク
b-mobileおかわりSIMの評判まとめ
b-mobileおかわりSIMの特徴は、なんといっても使った分だけ払う「5段階定額」という料金システムでしょう。
他の格安SIMではあまり提供されていない料金設定で、使用するデータ容量が月ごとに大きく変わる方は、料金が節約できてありがたいのではないでしょうか。
ただ、その速度には厳しい評価もありますから、速度を重視したい方は注意が必要です。
また、通話定額オプションの提供も始まりましたが、キャンペーンもほとんど行われておらず、チャットでのサポートもないため、全般的に淡泊な印象を受けます。
使った分だけ払う5段階定額の料金設定をうまく利用できる方、出張用など特別なケースで使うのには便利かもしれません。
b-mobileおかわりSIMの料金プランなど
次にb-mobileおかわりSIMの料金プランなどを紹介いたします。
b-mobileおかわりSIMの料金プラン
b-mobileおかわりSIMの主な料金プランは以下のようになっています。
通信量 | おかわりSIM5段階定額 | おかわりSIM5段階定額SMS付 | おかわりSIM5段階定額
音声付 |
~1GB | 500円 | 630円 | 1,300円 |
~2GB | 750円 | 880円 | 1,550円 |
~3GB | 1,000円 | 1,130円 | 1,800円 |
~4GB | 1,250円 | 1,380円 | 2,050円 |
~5GB | 1,500円 | 1,630円 | 2,300円 |
※5GBに達した場合は、上り下りとも200kbpsに制限されます
b-mobileおかわりSIMの通話料
b-mobileおかわりSIMの国内通話料金は20円/30秒ですが、以下のような通話オプションがあります。
★「b-mobile電話」アプリ
b-mobileおかわりSIMでは、「b-mobile電話」というアプリを通して通話をすると、通常の電話料金が30秒10円になります。
★「通話3分定額オプション」
月額500円で「通話3分定額オプション」に申し込むと、「b-mobile電話」アプリを使用した通話が1日50回3分以内の国内電話が無料になります。
スポンサードリンク
b-mobileおかわりSIMの取り扱い端末
b-mobileおかわりSIMで取り扱っている端末はありません。
その他b-mobileおかわりSIMに関する情報
その他、b-mobileおかわりSIMに関する情報です。
データ容量の翌月繰越 | なし |
高速低速通信のON/OFF | なし |
店舗での申し込み | あり |
初期費用 | 3,000円 |
MNP即日切替 | あり |
回線 | ドコモ |
最低利用期間 | (音声通話付き)
5カ月 違約金8,000円 |
b-mobileおかわりSIMの通信速度
Web閲覧に必要な「下り」の通信速度を朝(9時台)、昼(12時台)、夜(20時台)に分けて測定しております。
下り(Mbps) | |
朝 | 3 |
昼 | 2 |
夜 | 3 |
b-mobileおかわりSIMの通信速度は、1日を通してあまり速いとは言えず、動画の視聴や画素数の多い画像の再生にはストレスを感じるかもしれません。
申し込み前に必要書類を準備しておきましょう
bモバイルおかわりsimに申し込むには、以下の書類が必要です。
あらかじめ手元に用意しておけば、申し込みをスムーズに行うことができます。
本人確認書類
音声付きプランに加入する場合は、本人確認書類を用意しましょう。
本人確認書類をデジカメやスマホなどで撮影するか、スキャンした画像をパソコンに保存します。本人確認は画像をアップロードするだけでOKです。
・運転免許証
・個人番号(マイナンバー)カード
などが良いでしょう。
・身体障害者手帳
・精神障害福祉手帳
・療育手帳
・在留カード
・運転経歴証明書
・特別永住者証明書
・外国人登録証明書
・住民基本台帳カード
・届出避難場所証明書
も本人確認書類として有効です。
・被保険者証
・国家公務員共済組合員証
・地方公務員共済組合員証
・私立学校教職員共済加入者証
・日本国パスポート
を本人確認に利用する場合で、本人確認書類と現住所が違う場合は
・本人名義の住民票(3か月以内に発行したもの)
・本人名義の公共料金領収書(3か月以内に発行されたもので、現住所の記載があるもの)
のいずれかの補助書類が必要です。
本人名義のクレジットカード
月々の支払はクレジットカード決済のみとなりますので、本人名義のクレジットカードを用意しましょう。
Eメールアドレス
bモバイルおかわりsimからメールメールアドレスが付与されることはないので、フリーメールのGメールやYahooメールを用意しましょう。
MNP予約番号
他社からに乗り換える場合、電話番号が変わらないようにするためにMNPを予約しておきましょう。
各社のMNP受付番号を紹介します。
NTTドコモ
携帯電話 151
一般電話 0120-800-000
au
携帯電話 ・一般電話 0077-75470
ソフトバンク
携帯電話・一般電話 0800-100-5533
MNP予約番号には有効期限があります。
予約日を含めて15日が有効期限ですが、bモバイルおかわりsimを申し込むときに有効期限が7日間残っている必要があります。
申し込み直前にMNP番号を予約しておけば安心です。
bモバイルおかわりsim Web申し込みの方法
公式サイトの上部に「ご購入・利用開始手続きはこちら」があるので、ここからWeb申し込みを行います。
b-mobile IDに登録する
b-mobile IDを持っていない人は、IDを作る必要があります。
「b-mobile IDをお持ちでない方」をクリックしましょう。
Eメールアドレスとパスワードを入力します。
フリーメールのGメールやYahooメールで登録しましょう。
日本通信株式会社から「b-mobile ID ご登録手続きのご案内」がEメールで届きますので、24時間以内に送られてきたURLをクリックして登録を完了します。
URLをクリックするとログイン画面が現れますので、Eメールアドレスとパスワードを入力してログインしましょう。
お客様情報を入力する
今回は、商品パッケージを新しく購入する設定なので「購入する」を選択します。
サービス内容を選択する
格安スマホの「音声付きプラン」を申し込む場合は「音声+データ+SMS」を選択します。
SIMサイズは、自分が選んだ端末に合うサイズのものを選択しましょう。
本人確認情報を入力する
・名前
・性別
・郵便番号
・都道府県
・市区町村
・住所
・電話番号
・生年月日
MNP予約番号を入力する
キャリアで使っていた電話番号を利用する場合は、MNP予約番号と有効期限を入力します。
本人確認書類のアップロード
デジカメやスマホで撮影したファイルをアップロードしましょう。
クレジットカード情報を入力する
本人名義のクレジットカードの番号と有効期限を入力します。
登録情報の内容を確認し、申し込み手続きを完了させる
初期設定を行う
APNを設定しよう
SIM商品を購入した場合はAPN情報を端末に入力する必要があります。
詳しい設定の仕方は公式サイトを参考にして下さいね。
APNの設定値は以下の通りです。
・APN:bmobile.ne.jp
・ユーザー名:bmobile@4g
・パスワード:bmobile
・認証タイプ:PAPまたはCHAP ※設定可能な場合
・PDP type :IP ※設定する必要がある場合