arrows-m02は2015年10月に発売されたSIMフリー端末で、価格と性能・機能ともに優れたスマホです。
発売時にはあっという間に人気の端末となったのですが、その一方で不満の声も上がっているのも事実です。
この記事では、arrows-m02のデメリットや注意点を中心にまとめてみました。
この機種の購入を考えている人は是非とも参考にしていただければと思います。
Contents
「スマホ機種」の悪い評判・注意点
arrows-m02のデメリットや注意点を徹底的に調査しました。
購入してから後悔してしまわないよう一度確認しておくと良いでしょう。
ディスプレイが割れやすい
arrows-m02には液晶に有機ELを使ているのですがこれがどうも割れやすく、一部の端末でディスプレイの内部が割れてしまうなんてことがあるようです。
イアホンマイクを使っての通話がしづらい
arrows-m02ではイアホンマイクを使って通話をする場合、音声の通りが悪くなるようです。特に、受話口の穴が塞がれていると声が伝わりにくくなりますので、通話中は受話口を塞がないよう耳の中央にあたるようにして通話する必要があります。
スピーカー音が物足りない
呼び出し音は大きいのですが、アプリの音や動画の音量はあまりにも小さいようです。
内部ストレージ容量が小さい
購入した時点での内部ストレージ容量は8.45GBしかない上、元々入っているアプリはSDカードに移行できないようです。
頻繁にフリーズ
arrows-m02は、とにかく頻繁にフリーズするようで、電源オン・オフも出来なくなったり、スワイプも出来ず、アプリを開こうとして30秒以上何も反応しなくなったりすることが多々あるようです。
「スマホ機種」の評価
arrows-m02は発売してから先ほど述べたような苦情があり、値段も4万円程度から3万5000円程度にぐっと下がりました。
これだけの値段で、おサイフケータイ、防水防塵、バッテリーの持ちの良さ、そして標準搭載のATOKの予測変換が使いやすく通常使用する分には十分使えると評判です。
スピーカーも物足りないですが、問題になるほどではなさそうです。
「スマホ機種」のスペック
arrows-m02のスペックをまとめてみました。
CPUの悪さが目立ちますが、通常機能を使う分には問題のない性能です。
その分値段を抑えているのにも関わらず、そこそこ良いカメラ、おサイフケータイ、防水防塵、MIL規格準拠の耐久性といい機能もたくさん盛り込まれています。
機種 | arrows-m02 |
メーカー | 富士通 |
OS | Android 5.1 Lollipop |
CPU | Qualcomm Snapdragon410 (1.2GHzクアッドコア) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
SDカードスロット | microSDHC 最大32GBまで |
ディスプレイ | 約5インチ 有機ELディスプレイ ゴリラガラス3 (1280×720)HD |
カメラ機能 | 背面カメラ810万画素 インカメラ240万画素 |
バッテリー | 2,330mAh |
連続通話時間 | 約780分(VoLTE) |
連続待受時間 | 約580時間(4G LTE) |
SIMサイズ | nano SIM |
対応周波数(LTE) | [docomo] 2GHz,1.8GHz,800MHz [au] 2GHz,800MHz |
防水・防塵 | 防水 IP5/8 防塵 IP6X |
おサイフケータイ | ◯ |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n |
Bluetooth | 4.1 |
まとめ
arrows-m02は、よくフリーズしたり、内部ストレージ容量が小さいなど問題点はいくつもありますが、それは値段を抑えるがために生じることであって、通話・メール・SNS・動画といった基本的な機能を使いこなす分には問題はありません。
また、おサイフケータイや防水防塵、長持ちするバッテリー、耐久性の良さ等、魅力的な機能もたくさん搭載されています。
基本的な機能が使えればいいという人で、先ほど述べてたオプションにまでこだわりたい方にはおすすめのSIMフリー端末です。