Alcatel IDOL 4は2016年11月に発売されたSIMフリー端末です。
フランスの通信機器ブランドAlcatelより発売されましたが、VR用コンテンツが最初からインストールされており、しかもVRゴーグルも同梱されているため、買った直後からVR体験ができるモデルとしてAlcatel IDOL 4は注目されていますが、その一方で悪い評判や注意点も聞こえてきています。
デメリットをどう捉えるかはその人次第ですが、少なくともそれを知った上で購入をして欲しいと考え、今回はとくに悪い評判や注意点を中心にまとめましたので、紹介します。

発売当時では珍しいVR機能で話題になりましたAlcatel IDOL 4ですが、実際のところはどんな感じなのでしょうか?
Contents
Alcatel IDOL 4の悪い評判・注意点
Alcatel IDOL 4の悪い評判と注意点、欠点をまとめました。
いずれも格安SIMフリー端末故のデメリットとなりますが、購入時に「こんなはずじゃなかった」と思う前に確認しておくとよいでしょう。
バッテリー容量が小さい
Alcatel IDOL 4のバッテリー容量は2610mAhしかありません。
最新機種の多くが3000mAhになっているのに対し、Alcatel IDOL 4の2610mAhは魅力的な数値とは言えませんし、実際に利用してみると一日持つかどうかで、新機種の割には電池持ちが期待していたほどではない、という意見もあります。
電池持ちに不安を感じる人は、他の端末を検討するか、予備の外付けバッテリーも携帯することをおすすめします。
ROMが少ない
ROMは記憶装置とも言いますが、アプリや撮った写真・動画を保存するのはもちろん、システムを構成するandroidそのものも、この記憶装置の中に保存されています。
その大切なROMがAlcatel IDOL 4にはたったの16GBしかありません。
買ったときは、多少の空きがありますが、使っていくうちに自然とデータが溜まっていって、新しいアプリをインストールしたり、写真が撮れなくなるかもしれません。
特にAlcatel IDOL 4はVR用コンテンツが最初からインストールされていることもありROMの空き容量は気になるところです。
一番、困るのは、androidのバージョンアップやシステムのバグが見つかったときに行われるアップデートが容量不足のために実施できなくなり、結果的にハードウェアとしては使えるけれど、セキュリティー上使わない方が良い状態にAlcatel IDOL 4がなるかもしれません。
もちろん、Alcatel IDOL 4はMicro-SDスロットを搭載しているので、本体のROMを使わずにデータをMicro-SDに逃がしてあげることは可能です。
ですが、ROMの容量に不安を感じる方は上位機種を選ぶことをおすすめします。
指紋センサーがない
Alcatel IDOL 4には最新機種では標準装備となりつつある、指紋センサーがありません。
指紋センサーでロック解除ができる機種を使っていた人が乗り換えると、使いにくいと感じるかもしれません。
指紋センサーが必須だと考える方には他の上位機種をおすすめします。
SIMスロットが一つだけ
最近のSIMフリー端末はSIMスロットが二つあるモデルが多くなってきましたが、Alcatel IDOL 4はSIMスロットが一つしかなく、一台で一つの電話番号しか持てません。
スロットが一つしかなければ、当然、DSDS (デュアルSIM・デュアルスタンバイ)に非対応です。
一台で二つの電話番号を使いたい、更にはDSDS (デュアルSIM・デュアルスタンバイ)が必要だと考える方は、Alcatel IDOL 4ではなく上位機種をおすすめします。
Amazonで買った場合、保証はつかない
Amazonで購入する場合に手に入るのは中国など海外からの輸入品になりますが、その場合、保証が受けることができません。
Alcatel IDOL 4を取扱っているMVNOはUQモバイルのみですが、保証面から考えるとSIMフリー端末は格安SIMとセットで購入するほうが良いです。

指紋認証がないのと、16GBしか容量がないのが欠点といえば欠点でしょうか。
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Alcatel IDOL 4の評価
以上のような悪い評判や注意点、欠点はありますが、Alcatel IDOL 4は総合的に見てコストパフォーマンスが良い端末だと言えます。
Qualcomm Snapdragon 617というミドルレンジのCPUに、3GBのROMという端末性能は良好ですし、更にVRヘッドセットや世界的なスピーカーメーカーとして有名なアメリカJBL社製イヤホンと付属品が充実している点も嬉しいポイントです。
バッテリー容量の少なさに起因すると思われる、電池持ちの欠点が悔やまれますが、性能は非常にまとまっており、一日のうちスマホを触っている時間がそれほど長くなく、使う時には性能による動作の遅さを感じたくない、という方には第一候補となりうる隠れた逸材です。

4万円を切る価格でゲーム環境も整っており、何といってもVRが楽しめますし、その他機能も価格相当にまとまっている。
ということで特にゲームをする人にはおすすめしたい端末です。
Alcatel IDOL 4のスペック
前述のとおり、ミドルレンジクラスのCPUに見合ったROM容量と性能面で問題を感じるところはありません。
VR用コンテンツが最初からインストールされていますが、この性能であれば、“期待して使ってみたら、滑らかにコンテンツが動かなくてガッカリした”ということはまずないでしょう。
しかし、価格を抑えるための工夫なのかもしれませんが、良好なCPUとRAM容量の反面、ROM容量とバッテリー容量が小さいのが欠点です。
ちなみに、UQモバイルから発売されていますが、au VoLTE対応SIMを利用すれば、au系SIM回線でも電話機能が使えます。
メーカー | Alcatel |
価格 | 39,744円(税込み) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 8コア |
OS | Android 6.0 |
RAM | 3GB |
ROM | 16GB |
バッテリー | 2,610mAh |
連続待受 | LTE/450時間、3G/520時間 |
カメラ画質 | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
通信(LTE) | FDD-LTE (B1/B3/B7/B18/B19/B20) W-CDMA (B1/B2/B5/B6/B8/B19) |
対応回線 | ドコモ、ソフトバンク、au |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | v4.2 |
テザリング | ○ |
入出力端子 | micro USB type B |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | nano SIM×1 |
サイズ | 147mm × 72.5mm × 7.1mm |
画面サイズ | 5.2インチ 1,920×1080ドット (FHD) |
重量 | 135g |
本体カラー | ゴールド,メタリックシルバー |
販売店 | UQモバイル |
まとめ
Alcatel IDOL 4の性能はコストパフォーマンスを考えると、限りなく完璧に近いものの一点惜しいとこがある機種です。
惜しいところとはズバリ容量の小さいバッテリーです。
しかし、スマホをいじっている時間が長いだとか、重たいゲームをやっているといった、バッテリーをモリモリ消費するような使用者でなければ、気にしなくても良いかもしれません。
また、Alcatel IDOL 4にはVRのコンテンツとヘッドセットが同梱されているため、買ったその日からVR体験ができるという特徴に注目してセカンドマシンとして購入を検討している新しい物好きなデバイスマニアは少なくないはずです。
以上の点から、あまりスマホを触らないが、触っている間は性能不足でイライラしたくないというライトユーザーや、VRを手軽に体験したいという方にはAlcatel IDOL 4をおすすめしたいです。
Alcatel IDOL 4はUQモバイルで購入するとお得!
Alcatel IDOL 4はUQモバイルで申し込むとお得です。
端末セットで申し込むと最大1万円以上のキャッシュバックキャンペーンを展開しているので、一度ご検討いただければと思います。

特に三大キャリアからの乗り換えを検討している方には機能面で遜色のないUQモバイルをおすすめします。
UQモバイルを申し込む

三大キャリアなどは格安スマホはネット申し込みが難しいと言ってますが、驚くほど簡単に申し込みができるんですよ!
申し込みから利用開始までの大まかな流れ
UQモバイルをWEBから申し込んで、実際に使い始めるまでの大まかな流れは次のようになっています。
必要な書類等をあらかじめ用意しておきましょう
スムーズに手続きを進めるために、申し込みに必要な書類等はあらかじめ用意しておくことをおススメします。
連絡が取れるメールアドレス
キャリアから格安SIMに乗り換えると、これまで使っていたドコモやau、ソフトバンクのメールアドレスは利用できなくなります。
そのため、申し込みには、YahooやGmailなど乗り換え後も利用可能なメールアドレスを作っておく必要があります。
本人名義のクレジットカード
UQモバイルの申し込みには、申込者本人名義のクレジットカードが必要です。
利用できるクレジットカードは、VISA、MasterCard、JCB、American Express、DINERSで、デビットカードは利用できませんのでご注意ください。
本人確認書類
本人確認書類は以下のとおりです。
・運転免許証
・パスポート(日本国旅券) (有効期限内のもので、現住所が記載されているもの)
・身体障がい者手帳または療育手帳 または精神障がい者保健福祉手帳 住所の記載のあるもの
・特別永住者証明書(有効期限内のもの)
・在留カード
・健康保険証+補助書類(補助書類は、住民票や公共料金領収証などです)
MNP予約番号
今の携帯電話番号をそのまま使いたい場合は、契約中の携帯会社の窓口、または受付店でMNP予約を申し込み、MNP予約番号を受け取る必要があります。
MNP予約番号の有効期限は予約当日を含めて15日間ですが、WEB申し込みする場合は、MNP予約番号の取得日から2日以内に手続きが必要です。
契約中の携帯電話会社 | Webから | ケータイ/一般電話から |
NTTドコモ | iモード
i-menu→お客様サポート→お申し込み・お手続き→各種お申し込み・お手続き PCサイト MyDoCoMo( http://www.mydocomo.com ) →ログイン 受付時間:24時間 システムメンテナンス時間などは除く |
ケータイから 151 |
一般電話から 0120-800-000 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ソフトバンク | Yahoo!ケータイ
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
ディズニーモバイル | Disney Web
TOP→My Softbank→各種変更手続き→MNP予約関連手続き 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイから *5533 |
一般電話から 0800-100-5533 |
||
受付時間:9:00~20:00 | ||
au 沖縄セルラー |
EZweb
TOP→auお客さまサポート→申し込む/変更する→au携帯電話番号ポータビリティ(MNP) 受付時間:9:00~21:30 |
ケータイ・一般電話から 0077-75470 |
受付時間:9:00~20:00 |
UQモバイル WEB申し込みの方法
必要な書類等が準備できたら、UQモバイルのHPから申し込みの手続きをしましょう。
希望の商品を選択する
UQモバイルのHPを開き、「端末とSIMカードをセットで申し込む場合」は、希望の端末の横または下にある緑の「新規お申し込みはこちら」のボタンをクリックします。
「SIMカードのみ」(スマートフォンは自分で用意)の阿合は、対応するSIMの横または下の緑のボタン「新規お申し込みはこちら」のボタンをクリックします。
申し込み内容を選択します
次の画面で、契約方法(新規orのりかえ)、料金プランを選択します。
携帯番号をそのまま使う場合は、「のりかえ」になります。
また、料金プランはこの時までに決めておくことをおススメします。
オプション等を選択します
さらに、オプション契約について、年齢の確認、契約先を選択します。
契約先は沖縄県以外の方はUQを選択してください。
端末補償サービスなど、購入時のみしか加入できないオプションサービスもありますので、内容を確認したい場合は、チャットを利用するとよいでしょう。
申し込み内容を確認
申し込み内容を確認して、「ご購入手続きへ」をクリックします。
約款等の確認
約款等の確認画面が出ますので、確認をし、チェックを入れて、次に進みます。
申し込み情報の入力と確認
ここで、事前に準備したMNP予約番号の入力が必要になります。
その他、氏名など必要な情報を入力し、次へ進みます。
次の画面では、クレジットカード情報などを入力し、申し込み内容を確認して、申し込み完了となります。
記入する住所が本人確認書類(免許証など)と違っていたりすると、その後の手続が面倒になりますのでご注意ください。
また、ここで決める暗証番号は、今後の設定などでも使用しますので忘れないようにしましょう。
本人確認書類のアップロード
申し込み完了後、登録したメールアドレスあてにメールが届くので、案内に従ってスマートフォンなどで撮影した本人確認書類のデジタルデータを、次の手順でアップロードします。
①本人確認書類のタブから本人確認書類の種類を選択
②「ファイルを選択」ボタンをクリックし、あらかじめ保存しておいた書類画像を選択
③「運転免許証」「日本国パスポート」「健康保険証」いずれかをアップロードする場合は、「本人確認書類番号」欄に本人確認書類の番号を入力します
④「全て登録」ボタンをクリック
⑤アップロード完了画面が表示されたら完了です
発送と受け取り
申し込み手続きと本人確認が完了すると、登録した住所へ商品が発送されます。
初期設定をします
商品が届いたら、使い始めるために初期設定をする必要があります。
商品の確認
届いた商品の中身と契約内容に間違いがないか確認しましょう。
・契約の内容
・申込書原本
・重要事項説明書類
・SIMカード台紙
・端末本体、説明書(端末同時購入の場合)
SIMカードを台紙から取り外します
SIMカードの種類を確認した上で、SIMカードを台紙から取り外します。
SIMカードを取り付けます
台紙から取り外したSIMカードを取り付けます。
取り付けの際は、SIMカードを端末の電源をOFFにし、充電ケーブルなどすべてのケーブルを外して行ってください!
ネットワーク設定(ANP)が必要な場合もあります
端末の機種によっては、ネットワーク設定が必要な場合があります。
ANPが必要な機種かどうかは、UQモバイルのHPから確認することができます。
設定が必要な場合は、次の手順で行います。
①【設定】→無線とネットワークの【その他設定】 → 【モバイルネットワーク】→> 【高度な設定】→【APN】もしくは【CPA設定】を選択
(設定の場所や設定項目は、製品により異なるため、詳細は使用する製品の取扱説明書を確認してください)
代表的な設定項目名 | 設定値 |
APN名、アクセスポイント名 | uqmobile.jp |
APN、APN設定 | uqmobile.jp |
ID、ユーザーID、ユーザー名 | [email protected] |
Password、パスワード | uq |
認証タイプ、PPP認証タイプ、暗号タイプ | CHAP |
APNプロトコル | IPv4v6、IPv4/IPv6 |
APNタイプ | default, mms, supl, hipri, dun |
②【設定】→無線とネットワークの【その他設定】→ 【モバイルネットワーク】→ 【高度な設定】→ 【CPA接続】等を選択してください。
(製品によっては、①で指定したアクセスポイント名が表示される場合があります。アクセスポイント名が表示された場合は、作成したアクセスポイントを選択してください。)
③インターネットに接続が可能か確認します。
これで設定が終了です。
Web申し込みはお得で簡単!
Web申し込みをすると、Web限定のキャンペーンや特典を受けることができます。
この記事でご紹介してきたとおり、UQモバイルのWeb申し込みは、とても分かりやすく、初期設定についてもガイドもついてきますから、端末の操作に慣れていない方でも大丈夫!
万が一、困ったときには電話サポートもあります。
UQモバイルにしよう!と決めたら、簡単でお得なWeb申し込みをおススメします。