格安SIMのプランは、データ容量によって料金が設定されているところがほとんどです。

データ容量を多く使える方が料金は高くなりますから、料金を抑えるには、データ容量の少ないプランを契約することになります。

少ないデータ容量をうまくつかいこなすために便利なのが、無料のWi-Fi。

そこで、今回は無料でWi-Fiが使える格安SIMや、Wi-Fiを利用するときの注意点などをご紹介しましょう。

Wi-Fiってなに?

そもそも「Wi-Fi」(ワイファイ)とはなんでしょう?

おおざっぱに言うと、「無線LANでインターネットに接続すること」。パソコンやテレビ、スマホ、タブレット、ゲーム機などのネットワーク接続に対応した機器を、ワイヤレス(無線)でLAN(Local Area Network)に接続する技術のことを言います。

家電量販店などで見かける「Wi-Fi対応モデル」という表記は、「無線LANでインターネット接続できる機械」という意味。そんな「電波を受信する機械」と「電波を発信する元」が相互に無線で通信することでインターネットに接続することになります。

「電波を受信する機械(端末)」は、さきほど挙げたパソコンやテレビ、スマホやタブレット、ゲーム機などになります。

そして、「電波を発信する元」としては大きくわけると以下の2つになります。

・自宅や会社がWi-Fi環境になっている→プロバイダーと契約し無線LAN対応のルーターなどがあるケース

・公衆無線LAN、Wi-Fiスポットなどのような場所

 

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 Wi-Fiが使えると何がいいの?

では、Wi-Fiが使えると一体何がいいのでしょう?

Wi-Fiを利用すると、4GやLTEなどの回線を使わないので、格安SIMと契約したデータ容量を利用せずに、インターネットに接続することが可能です。

つまり、契約したデータ容量を節約することができるのです。

自宅や会社の場合は、無線LANルーターをレンタルしている場合を除けば追加料金なしに利用することができますし、Wi-Fiスポットには無料で使えるところもあります。また、格安SIMの中にはWi-Fiがサービスに組み込まれているところもありますから、Wi-Fiをうまく活用することで、少ないデータ容量でも快適な格安SIMライフが送れる!というわけです。

 

 公衆無線LAN・Wi-Fiサービスにはどんな種類があるの?

「WiFi使えます」というステッカー、最近よく見かけませんか?

実は、公衆無線LAN(Wi-Fiサービス)には、無料で使えるところと料金が必要なサービスの2種類あります。

 

無料で使えるWi-Fiサービス

無料で使えるWi-Fiサービスには次のようなスポットがあります。

コンビニ

全国展開する大手コンビニチェーンのうち、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社は、店内で使えるWi-Fiサービスを無料で提供しています。

3社ともユーザー登録が必要で連続して利用できる時間に制限がありますが、コンビニは全国ほぼどこにでもありますし、長時間オープンしていますからとても便利です。

 カフェ

スターバックスコーヒーやドトールコーヒー、タリーズコーヒー、銀座ルノアールなどのカフェも店内で使える無料のWi-Fiサービスを行っています。

そのお店のSSIDに接続するだけで利用が可能な場合と、メールアドレスなどを使った利用登録が必要な場合がありますが、カフェのWi-Fiサービスはコンビニのものより接続の品質が安定しているようです。

家電量販店や商業施設

全国のヨドバシカメラでは高速でインターネットへ接続できる「ヨドバシ フリーWi-Fi」サービスを無料で行っています。

お店にいくと店内のあちこちに案内が貼ってあり、一日あたりの利用制限もなく、品質も非常に高いと評判です。

また、イオンのフードコートなど、大手商業施設でもWi-Fiが無料で利用できるサービスを提供しているところが増えてきています。

 公共の施設や市町村など

公共の施設や市区町村でも、Wi-Fiサービスが広がりつつあります。

例えば都内では、東京メトロの「MANTA」やJR東日本の「JR EAST Wi-Fi」、札幌市では「Sapporo City Wi-Fi」「Sapporo Subway Wi-Fi」などがありますから、ご自分が住んでいる場所を調べてみたら、意外と近くで便利に使えるWi-Fiサービスがあるかもしれません。

 

 キャリアのWi-Fiサービス(加入プランによって無料)

ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアは、それぞれ「docomo Wi-Fi」、「au Wi-Fi SPOT」、「ソフトバンクWi-Fiスポット」というWi-Fiサービスサービスを提供しています。お店の入り口などで、ドコモダケのマークやお父さん犬のステッカーなどが貼ってある場所がそのWi-Fiサービスが利用できるスポットです。

利用対象者は、基本的にはそれぞれのキャリアの契約者で、加入しているサービス内容によって無料で利用が可能ですが、格安SIMに乗り換えるとこれらのサービスは使えなくなります。

乗り換え先の回線がドコモ回線であっても、ドコモのWi-Fiサービスは利用できませんので、注意が必要です。

 

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 有料のWi-Fiサービスサービス

有料で使えるWi-Fiサービスには次のようなものがあります。

Wi2 300

KDDIの子会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供している有料のWi-Fiサービスです。

カフェや飲食店、公共交通機関など全国にスポットがあり、そのスポット数は国内最大級。月額定額プランの料金は月362円です。

ワイヤレスゲートWi-Fi

ブロードバンドサービスを展開する株式会社ワイヤレスゲートが提供している有料のWi-Fiサービスです。

駅や空港、ファストフード、カフェ、商業施設など全国約40,000カ所の主要なエリアで無線LANを利用することができます。

月額定額プランの料金は月362円です。

BBモバイルポイント(対応プロバイダーサービスへの加入が必要)

ソフトバンクテレコムが提供しているWi-Fiサービスで、JR主要駅、空港、カフェなど全国で約5,200カ所のアクセスポイントがあります。

ソフトバンクの他、Yahoo、So-netなど対応プロバイダーのサービスに加入している必要があり、料金は対応プロバイダーごとに異なります。

ソフトバンクWi-Fiスポット(EX)

ソフトバンクが提供しているWi-Fiサービスですが、ソフトバンク契約者以外も利用することが可能です。

マクドナルドやルノアールなどで利用することができ、料金は24時間プランで、1日467円です。

 

 格安SIMで利用できるWi-Fiサービスは?

このようにWi-Fiサービスはいろいろな種類がありますが、キャリアから格安SIMに乗り換えたら、どのWi-Fiサービスが利用可能なのでしょうか?

上記でご紹介したWi-Fiサービスのうち、コンビニやカフェ、電気量販店で提供しているWi-Fiサービスは登録さえできれば、格安SIMでも基本的には利用可能です。

また、有料Wi-Fiサービスと契約すれば、格安SIMでも有料のWi-Fiスポットを利用することができます。

 無料でWi-Fiサービスが使える格安SIM

格安SIMの中には、有料のWi-Fiサービスと提携して無料で利用できるころがあります。

 OCNモバイルONE

OCNモバイルONEを契約すると、追加料金不要でWI-Fiアクセスポイントを利用することができます。

以前はトライアルサービスでしたが、2016年7月から本格的にサービスが提供されました。

サービスの中身は「Secured Wi-Fi」と「DoSPOT」の2種類で、駅、空港、ホテルやコンビニなど全国約82,000カ所のアクセスポイントがあり、エリアがとても広いのが魅力です。

 

⇒OCNモバイルONEを見に行く

 

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの6GBプラン、12GBプラン、20GBプラン、30GBプランを契約すると、1ライセンスまで無料でBIGLOBE Wi-Fiを利用することができます。

BIGLOBE Wi-Fiは全国83,000カ所のアクセスポイントをご利用いただけるインターネットサービスで、カフェやコンビニエンスストア、鉄道主要駅、空港、商業施設などで利用することができます。

 

>>BIGLOBEモバイルを見に行く

 

NifMo

NifMoに加入すると、BBモバイルポイントを追加料金なしで利用することができます。

BBモバイルポイントは、全国のマクドナルド、スターバックスなどのコーヒーショップ、東海道新幹線(東京~新大阪間)のN700系車内、羽田空港や中部国際空港などの主要空港、丸ビルや六本木ヒルズなど商業スポットで利用することができます。

 

⇒Nifmoを見に行く

 

U-Mobile

U-mobile、U-mobile PREMIUM、U-mobile MAXを申し込むとU-NEXT Wi-Fiサービスを無料で利用することができます。

U-NEXT Wi-Fi は、「Secured Wi-Fi」、「DoSPOT」エリアで利用することができ、全国で約82,000カ所のWi-Fiスポットがあります。

 

>>U-mobileを見に行く

 

 BIC SIM

BIC SIMは、IIJmioがビックカメラと連携して提供している格安SIMですが、BIC SIMに申し込むと、Wi2 300という公衆無線LANサービスを無料で利用することができます。

これは、IIJ mioにはないBIC SIM独自の特典です。

Wi2 300は、空港や駅、コーヒーショップなどで利用が可能で、本来は月額362円かかるサービスです。

BIC SIMの詳細はこちら→ BIC SIMの評判を6つのメリットと2つのデメリットから考察

ワイヤレスゲート

ワイヤレスゲートのプランを契約すると、同社が提供しているWi-Fiスポットを無料で利用することができます。

「480円プラン」で利用できるWi-Fiスポットは、「ワイヤレスゲートWi-Fi」(BBモバイルポイント・eoモバイルWiFi・Wi2)で、日本国内のJR主要駅や新幹線車内、ファストフード店など約40,000カ所。

「Fonプレミアムプラン」「音声+Fonプレミアムプラン」は、それに加えて、世界中の約1900万カ所にあるFonスポットも利用することができます。

ワイヤレスゲートの詳細はこちら→ ワイヤレスゲートの評判を4つのメリットと2つのデメリットから考察

UQモバイル

UQ mobileに加入すると、「Wi2 300 for UQ mobile」という無線LANサービスを無料で利用することができます。

利用できるのは、Wi2エリアで、オプションエリアのアクセスポイント(Wi2premium,Wi2premium_club)は、オプションエリアチケット(1時間ご利用分につき100円)で利用することができます。

 

>>UQモバイルを見てみる

 

Y!モバイル

ワンモバイルと契約すると「ソフトバンクWi-Fiスポット」を無料で使うことができます。

「ソフトバンクWi-Fiスポット」は、ソフトバンクが提供する公共無線LANサービスで、JRの主要駅や空港、カフェなど国内に450,000カ所あるWi-Fiスポットを利用することができます。

 

⇒ワイモバイルを見に行く

 

有料オプションでWi-Fiサービスが使える格安SIM

楽天モバイル

楽天モバイルには「楽天モバイルWi-Fi byエコネクト」というオプションサービスがあり、月額362円で、「Wi2 300」と「BBモバイルポイント」を利用することができます。

有料サービスですが、パソコンでも利用が可能で、初めて申し込む人に限り、申し込み月とその翌月は利用料が無料になります。

 

楽天モバイルを見に行く

 

 DMM mobile

DMMモバイルには「DMM Wi-Fi by エコネクト」というWi-Fiサービスがあります。このサービスは、「楽天モバイルWiFi by エコネクト」と同スペックのWi-Fiスポットサービスで利用開始月と翌月の最大2カ月間の月額料金が無料になります。

 

⇒DMMモバイルを見に行く

 

TONEモバイル

TONEモバイルでは、月額500円の「安心オプション」に加入すると公衆無線LANサービス「TONE mobile Wi-Fi by エコネクト」を利用することができます。

アクセスポイント数は「楽天モバイルWiFi by エコネクト」と同じ6万3千スポット。「Wi2」のベーシックエリアと「BBモバイルポイント」のアクセスポイントを利用できます。

 

⇒TONEを見に行く

 

Wi-Fiサービスの注意事項

外出先でもデータ容量を消費せずにインターネットに接続できるWi-Fiサービスは便利ですが、注意すべき点もいくつかあります。

 速度はどのくらい?

Wi-Fiサービスがある格安SIMを選んでも、速度が遅くて使い勝手が悪くては意味がありません。

公衆無線LANではどのくらいの速度がでるのか、調査結果をご紹介しましょう。

 

下り 上り
10時台 12時台 10時台 12時台
Wi2 300 7.6Mbps 7.1Mbps 5.1Mpbs 12.1Mpbs
BBモバイルポイント 4.1Mbps 4.4Mbps 1.0Mbps 0.9Mbps
Secured Wi-Fi 13.1Mbps 9.9Mbps 8.2Mbps 7.7Mbps

時間帯や場所など調査環境によって、速度には差が出るので、あくまでも参考値ですが、朝・昼を通して、上り下りとも安定しているのはSecured Wi-Fi。BBモバイルポイントは、他の2つにくらべてやや速度が遅い傾向があるようです。

あだ、2Mbpsあれば、YouTubeなどの動画をストレスなく視聴できますから、その点ではこの3つのWi-Fiサービスは、朝・昼とも下りの問題がなさそうです。

 セキュリティ

公衆無線LANサービスは、基本的にアクセスポイントまでの通信を暗号化していますが、アクセスポイントによってそれぞれ暗号化の強度が異なります。

セキュリティレベルの低い「WEP」で暗号化されているアクセスポイントは、通信内容を第3者に傍受される危険性がありますから注意が必要です。

Wi-Fiサービスを頻繁に利用する場合は、Wi-Fiサービスがどの暗号化を利用しているのかセキュリティに関する確認をした方がよいでしょう。

 

 まとめ

Wi-Fiサービスを利用すると、契約するデータ容量が少なくてもネットサービスを快適に利用することができ、格安SIMをさらに格安にすることが可能になります。

ただ、通信速度やセキュリティなど確認すべき点もありますから、Wi-Fiサービスに注目して格安SIMを選ぶ場合は、事前にそこで提供しているWi-Fiサービスについて確認しておいた方がよいでしょう。

また、格安SIMが提携しているWi-Fiサービスだけでなく、無料で提供されているWi-Fiサービス、公共の施設や市区町村でも、Wi-Fiサービスが広がりつつあります。会社の近くやよくいく場所でWi-Fiスポットを見つけておくと便利です。

 

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