「海外旅行先で携帯電話を使ったら、あとから高額の請求がきた!」という話を聞いたことありませんか?

ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアのスマホは海外でも使うことができ、事前の設定をしっかりしておけば、高額請求をされることはありません。

では、格安SIMはどうでしょう?そもそも格安SIMは海外で使うことができるのでしょうか?

今回は海外で格安SIMを使う時の注意点についてご説明しましょう。

キャリアのスマホを海外で使う場合

格安SIMが海外で利用可能か?をご説明する前に、キャリアのスマホが海外で使える仕組みについて少し確認しておきましょう。

 国際ローミングとは?

 

海外でもスマホが使えるのは「国際ローミング」というサービスのおかげです。

国際ローミングとは、簡単に言うと、ドコモなど日本の携帯電話会社が現地の事業者と提携していて、そこの設備を利用させてもらえるようにしている仕組みのことを言います。

今は、国際ローミングの提携先はかなりの世界広範囲にわたっているため、一般的な旅行先であれば、ほぼつながると言っていいでしょう。

もちろん未対応エリアもありますので、渡航先でスマホが使えるか、出発前に契約している携帯会社のサイトで確認は必要です。

海外での通信は次の4つを意識しよう

海外でスマホを利用(国際ローミング)する場合は、通信方法によって料金が変わってきますので、次の4つの通信を意識することが大切です。

音声通話(電話)

日本で利用する時と違い、自分からかけるときだけでなく、かかってきた電話にでる場合も有料です。

しかも日本で使うよりかなり割高で、たとえばドコモの場合、ハワイから日本へかけると1分あたり140円~、着信時は1分あたり175円~です。着信があっても電話に出なければ受信側には課金されませんが、料金は海外事業者によって異なり、発信時には相手につながらなくてもかけただけで課金されることがあります。

携帯メール(SMS)

SMSは、海外でも受信は無料です。送信は有料(1通あたり100円)。電話回線を使っているので、電話が使える状態であれば送受信できます。

携帯メール(MMS

携帯メールはデータ通信なので、使える条件は異なります。データ容量によって料金がかわり、送信・受信ともに有料です。

インターネット接続

ウェブサイトの閲覧やLINE、Twitter、Facebookなど通信を伴うアプリが使えます。携帯電話のパケット通信、またはWi-Fiと呼ばれる無線LANを利用します。

 音声通話ローミングとデータローミングがある

さきほどご説明した「国際ローミング」には「音声通話ローミング」「データローミング」があります。

「音声通話ローミング」で使えるのは電話(音声通話)とSMSのみ。「データローミング」にも対応していれば、携帯メールやインターネット接続もできます。

キャリアスマホの場合は、どちらも利用できるところが多いですが、「音声通話ローミング」にしか対応していないエリアもあります。

 

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国際ローミングができる格安SIM

格安SIMのすべてが、キャリアと同じように国際ローミングができるわけではありません。次に国際ローミングが利用可能な格安SIMをご紹介しましょう。

 楽天モバイル

「国際ローミングサービス」の利用料は無料。海外で使う時の通話・通信料・サービスエリアはNTTドコモのサービスに準じます。

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

 

楽天モバイルの公式サイトはこちら

 

DMMモバイル

DMMモバイルでは音声通話対応SIMに限り、音声通話とSMSは海外でも国際ローミングで利用できるようです。

海外でのデータ通信は利用できません。

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

 

⇒DMMモバイルの公式サイトはコチラ

 

mineo

渡航先で、海外モードに切り替えることで海外でも使うことができます。

【auプラン(Aプラン)】

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

※ 渡航前にローミングエリア情報(PRL)の更新が必要。

更新方法

日本国内で「*5050」に電話発信し、〔au ICカードのデータ更新が完了しました〕の表示を確認して〔了解〕をタップし、電源を一度オフにしてから再起動。

【ドコモプラン(Dプラン)】

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円~170円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

※ドコモプラン(Dプラン)のシングルプランは利用不可

 

⇒mineoの公式サイトはこちら

 

 BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、2016年2月から「割込通話」「留守番電話」と同時に「国際ローミング」のサービスの提供をスタートしました。

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

 

>>BIGLOBEモバイルを見に行く

 

IIJmio(みおふぉん)

音声通話機能付きSIMカードでのみ国際ローミングができます。

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

 

⇒IIJmioを見に行く

 

OCN モバイル ONE

音声通話対応SIMに限り、音声通話、SMSのみ海外で利用することができます。

データ通信専用SIMは国際ローミングには対応していません。

国際電話:通話料は滞在先によって異なります

国際SMS:1送信毎に、100円(免税)/受信無料

データ通信:利用できません

 

⇒OCNモバイルONEの公式サイトはこちら

 

格安SIMで国際ローミングを使うときの注意点

このように海外で国際ローミングを利用できる格安SIMがいくつかあります。

ただ、利用するには次の点に注意してください。

データ通信ができない

上記でご紹介した内容を確認していただくと分かりますが、格安SIMの国際ローミングは、「音声通話ローミング」のみでデータ通信を行うことができません

つまり、ローミングを利用してLINEやウェブサイトの閲覧などができないということです。

ただ、海外ではホテルや駅やカフェなどの公共の無線LANが充実しているところが多いですから、そのようなサービスを利用すれば不便はないかもしれません。

 通話料が割高・受けた側にも料金がかかる

国際ローミングでの通話は、国内通話料金よりも割高で、例えばmineo(D)の場合、国内通話は30秒で20円ですが、ハワイへ旅行してハワイ→ハワイへ通話すると1分125円、ハワイ→日本は140円となります。

また、電話を受けた側にも1分175円の着信料がかかります。

 SMS送信料も高い

SMS送信料も1通あたり100円。国内では1通3円ですから、かなり割高になっています

 利用停止措置は50,000円程度

国際ローミングを利用すると、かなり割高な通話料や通信料がかかってきます。

そのため、国際ローミングの利用額に上限を設定している格安SIMがほとんどで、その額は50,000円

ただ、50,000円を超えたからといって、すぐに利用停止措置が取られるわけありませんし、限度額を設定していない格安SIMもあります。

そのため、場合によっては国際ローミングの利用でかなりの高額請求が発生してしまう可能性もあります。

 

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海外専用SIMを販売している格安SIMもあります

格安SIMには、国際ローミングを利用しなくても海外でスマホを使えるようにするための、海外専用SIMを販売しているところが何社かあります

 楽天モバイル海外SIM

SIMカードの代金は3,000円。地域別パックもしくはクレジットを購入する方式になっていて、地域別パックの場合ハワイ・アメリカ本土は880円~と料金も手ごろ。

SIMを差し替えるだけで、普段使っている番号で安く電話ができます。

【データ通信】

 

50MB

(7日間有効)

200MB

(7日間有効)

500MB

(30日間有効)

ヨーロッパパック 820円 1,930円 3,850円
北アメリカパック 880円 2,040円 4,240円
アジアパック 1,040円 2,310円 4,950円

 

【通話+SMS】

 

通話 100分 SMS 100通

(7日間有効)

通話 300分 SMS 300通

(30日間有効)

ヨーロッパパック 3,190円 7,150円
北アメリカパック 4,290円 9,680円
アジアパック 4,070円 9,020円

 

【クレジット】

1MB 18円/1分12円~。

地域別パックに含まれていない国、または少しだけ使いたいという方にお得です。

(クレジットの購入は、1,000円/3,000円/5,000円/10,000円単位)

mineo海外用プリペイドSIM

mineoの海外用プリペイドSIMは、初期費用(SIMカード代金)が3,000円。

データパックチャージと従量チャージの2種類があります。

【データパックチャージ】

 

30MB 100MB 500MB 1GB
650円 1,480円 5,480円 9,800円

 

データパックチャージが利用できるエリアは、中国、香港、台湾、韓国、タイ、アメリカ、ヨーロッパで、チャージ後30日間有効です。

【従量チャージ】

従量チャージプランは、データパックを利用できないエリアでも使うことができるので、複数の国を旅行する場合に便利です。

地域ごとの単価

 

地域ごとの単価
Zone 1 Zone 2 Zone 3
32円 92円 858円

 

IIJmio海外トラベルSIM

IIJmioには、データ専用と音声付の2種類の海外トラベルSIMが用意されていて、データ容量は500MBですが、必要に応じてリチャージすることができます。

 

データ 音声付き
初期費用(SIMカード) 3000円
料金 3,850円 4,600円
データ量 500MB
有効期間 140日
通話可能時間 30分
SMS可能数(送受信合計) 25通
リチャージ  100MB 800円 1000円
500MB 3,850円 4,600円

 

 

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海外専用SIMのデメリット

海外専用SIMは、料金は前払いでプリペイド方式なので、使い過ぎて高額な料金を請求される心配はありません。また、国内で準備が出来てサポートを受けることもできます。

ただ、デメリットもいくつかあります。

普段の電話番号が使えない

新しく海外専用のSIMカードが発行されるので、電話番号も新しく付与され、普段使っている電話番号をそのまま利用することはできません

普段使っている番号をそのまま使用したい場合は、国際ローミングのサービスを利用することになります。

また、IPフォンアプリを併用すれば、IP電話の番号はそのまま使うことができます。

 初期費用やパケット単価は高い

海外専用SIMは、SIM代金として3,000円が必ず必要になります。

楽天モバイルのヨーロッパパックは、3,000円+820円=3,820円で利用が可能ですが、データ容量は50MB。

500MB利用したいと思うと、3,000円+3,850円=6,850円

IIJmioの初期データパッケージも同じ料金がかかり、追加のチャージも国内のデータ容量に比べると高くなってしまいます

 SIMフリースマホ持参やルーター持参という方法も…

国際ローミングや、海外専用SIMの購入以外に、海外でスマホを使うには次のような方法もあります。

 SIMフリースマホ+現地のプリペイドSIM

日本でSIMフリースマホを利用している方は、現地のプリペイドSIMを購入して、SIMフリースマホに挿す方法もあります。

現地で購入すると、通信料金がかなり抑えられますが、事前に購入先を調べたり、SIMカードの種類の確認が必要など、スマホに詳しい人や語学が堪能でないと、ハードルが高いかもしれません。

 ルーターを持参する

SIMカードではなく、海外用Wi-Fiルーターを使うという方法もあります

スマホ以外にルーターを持つ必要がありますが、スマホだけでなくパソコンにも接続が可能なので、出張で海外に行く方には便利です。

ただし、Wi-Fiルーターは渡航先によって使える電波が違う場合もあるので国や地域ごとにWi-Fiルーターが対応しているか事前にチェックしましょう。

まとめ

海外でスマホを使うといっても、国際ローミングを使う、海外専用プリペイドSIMを購入する、SIMフリースマホに現地のSIMを挿すなどいろいろな方法があります。

それぞれ料金設定も違いますし、メリット・デメリットがありますから、渡航先でどのような使い方をするのかをよく考えて、どのサービスがよいか選択するようにしましょう。

海外でも使えるのは便利ですが、設定などをしっかり確認しておかないと高額請求につながることもありますので、ご注意ください。

 

 

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当サイトおすすめの格安simは?

 

UさぎUさぎ

当サイトでおすすめしている格安simはこちらになります。

 

    1. UQモバイル

      1位はUQモバイルです。格安simの一番の問題点は通信速度ですが、UQモバイルはau、ドコモ、ソフトバンク並みの通信速度でストレスなく使用可能です。

      TVコマーシャルを展開するなど、企業としての母体がしっかりしていて、安心感があるのも魅力の一つですね。

      まずは検討してみる価値があるMVNOではないでしょうか。

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    2. BIGLOBEモバイル

      2位はBIGLOBEモバイルです。エンタメフリープランはかなり使い勝手が良く、YouTube、Google Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotifyの利用にかかるデータ通信がカウントされません。

      動画視聴は特に通信容量を消費するので、エンタメフリープランを駆使すれば定額、低容量のプランでも十分に対応できます。

      母体はあのBIGLOBEですし、安定感も魅力の1つではないでしょうか。

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    3. LINEモバイル

      3位はLINEモバイルです。

      コミュニケーションフリープランはLINE、Twitter、Facebook、InstagramのSNSやLINE MUSICで使用した通信量がその月にカウントされないので、SNSをする人にはピッタリです。

      また、その名の通り、LINE関連の使い勝手が良いというのも人気の1つになっています。LINEユーザーにはお勧めのMVNOとなっています。

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    4. U-mobile

      テザリングや動画視聴などで月に大量のデータ通信を行う人にはU-mobileがおすすめです。

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