格安SIMに乗り換えると、これまで使ってきた「…@docomo.ne.jp」「…@softbank.ne.jp」「…@ezweb.ne.jp」といったキャリアメールが使えなくなります。

キャリアメールは会員系サイトの登録の必須要件だったりしますから、それが要因で格安SIMへの乗り換えを躊躇している方もいるのではないでしょうか?

格安SIMでキャリアメールが使えたら、なんの躊躇もなく格安SIMに乗り換えられますよね。

そこで、今回は、格安SIMでキャリアメールを使う方法、注意点などについてご説明しましょう。

キャリアメールって?

キャリアメール(carrier mail)は、和製英語で、移動体通信事業者(通信キャリア)が携帯電話端末向けに提供する電子メールサービスの総称です。

私たちがキャリアと呼んでいる移動体通信業者は、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社なので、「…@docomo.ne.jp」「…@softbank.ne.jp」「…@ezweb.ne.jp」がキャリアメールアドレスということになります。

格安SIMでもキャリアメールが貰える?

実は、ソフトバンクグループのY!mobie、KDDIグループのUQコミュニケーションズも事業者が設定するドメイン名がついたメールアドレス(~@ymobile.ne.jp、~@uqmobile.jp)が付与され、これをキャリアメールと呼ぶこともあります。

また、一部の格安SIMで、音声通話付SIMを契約すると付随またはオプションでその格安SIMのメールアドレスが利用できます

 専用メールアドレスが使える格安SIM

専用のメールアドレスが使える格安SIMは次のとおりです。

Y!mobile

Y!mobileでは、iPhone、スマホ、PC、タブレットなど複数の機種からメールの送受信、管理が可能なマルチデバイスメールY!mobile メール(        @yahoo.ne.jp)と、スマートフォン用のメールMMS(@ymobile.ne.jp)をどちらも無料で使うことができます。

 

⇒ワイモバイルを見に行く

 

 UQモバイル

UQモバイルでは、月額200円で、○○○○@uqmobile.jpのメールアドレスを利用することができます。

メールサイズは1通 最大3MBで、Wi-Fi環境からの送受信はできません。

 

>>UQモバイルを見に行く

 

 楽天モバイル

楽天モバイルでは、無料でメールアドレス「@rakuten.jp」を利用することができます。

メールボックスの容量は15GBです。

 

楽天モバイルの公式サイトはこちら

 

mineo

mineoに申し込むと、標準で「XXXXX@mineo.jp」のメールアドレスが発行されます。

利用料金は無料で、メールボックスの基本容量は200MBです。

 

⇒mineoの公式サイトはこちら

 

NifMo

NifMoと契約し、@niftyに入会すると@nifty.comのメールアドレスが発行されます。

@niftyは月額250円かかりますが、NifMo契約中は無料で、メールボックスの容量は5GBです。

 

⇒Nifmoの公式サイトはコチラ

 

OCNモバイルONE

OCNモバイルONEを契約すると、無料で「@△△△.ocn.ne.jp」のアドレスが配布されます。メールボックスの容量は1GBです。

 

⇒OCNモバイルONEの公式サイトはこちら

 

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルとの契約でぇあ、BIGLOBE会員になる必要があり、会員になると、BIGLOBE メール(@biglobe.ne.jp)が使用できるようになります。

メールボックスの容量は5GBです。

 

>>BIGLOBEモバイルを見に行く

 

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 それでもドコモ、au、ソフトバンクのメールアドレスを使いたい場合は?

専用のアドレスがもらえる格安SIMもありますが、今まで使ってきたキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のメールアドレスを使うにはどうしたいいのでしょう?

次のその方法をご紹介しましょう。

 ドコモの場合

まず、ドコモのキャリアメールを維持する方法をご説明します。

2つの必須条件

ドコモのキャリアメールを使い続けるためには、以下の2つの条件をクリアする必要があります。

条件1:ドコモの回線を保有している

条件2:SPモード契約

条件1の料金は、条件によって違ってきますが、タイプシンプルバリューの場合は743円。SPモードは300円ですから、これだけで月に1,043円の費用が発生します。

 ドモコメールを格安SIM使う手順

上記の条件をクリアし、格安SIMと契約したスマホがあるという条件で次の手順をご説明します。

1.dアカウントを取得

ドコモの回線を使っている携帯(スマホ)で、dアカウントを取得します。dアカウントは「ドコモ回線をお持ちの方」から選んで取得してください。

2.マルチデバイスの設定をする

dアカウントの取得ができたら、ドコモメールを利用する設定をします。

ドモコメールの設定画面から、

「メール設定」をタップ→SPモードパスワードを入力→「認証する」をタップ→「dアカウント利用設定の確認/変更」を選択→「dアカウントでドコモメールを利用する/利用しない」で「利用する」を選択します。

これで、ドコモメールの設定が完了し、ブラウザ版のドコモメールやメールアプリでのアクセスが可能になります。

3.格安SIMスマホへの設定

次に格安SIM側のスマホにドコモメールを使用するための設定を行います。

メールアプリの設定画面を開いて、以下の情報を入力します。

メールアプリはいろいろありますが、基本的には設定方法は同じです。

【設定に必要な情報】

メールアドレス:ドコモで使っていたのメールアドレス

受信サーバー(IMAP):imap.spmode.ne.jp

受信サーバー認証

ユーザーID:dアカウントのID

パスワード:dアカウントのパスワード

認証方式:imap.spmode.ne.jp

受信サーバー(IMAP):imap.spmode.ne.jp)

送信サーバー(IMAP):smtp.spmode.ne.jp

送信サーバー認証

ユーザーID:dアカウントのID

パスワード:dアカウントのパスワード

SMTP認証方式:行う

 月の維持費は?

この方法でドコモのメールアドレスを維持したまま格安SIMにすると、月の維持費はどのくらいになるのでしょうか?

IIJmioの音声通話付きSIM(3GB)を契約した場合で計算すると…

<ドコモにかかる費用>

タイプシンプルバリュー 734円+SPモード利用料300円=1,043円

<格安SIMの費用>IIJmio(みおふぉん)1,600円

<合計>1,043円+1,600円=2,643円

となります。

ドコモ回線はただ維持しているだけになるので、お子さんがいる場合は、キッズケータイに流用すると無駄がなく利用できます。

 auの場合

次にauのキャリアメールを維持する方法をご紹介します。

メールが使える最安値プランを契約

まずは、auのメールが使えるプランに契約をし直します

おススメは、「プランEシンプル」で、月額使用料は743円+EZコース(300円)+ユニバーサル利用料(3円)で1,046円です。

このプランはメールが利用できる最安値のプランで、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)の送受信が無料で利用可能です。

 格安SIMへの転送サービスを利用する

auでは、auのメールアドレスに届いたメールを他のメールアドレス(2件まで)に自動転送することができます

このサービスを利用すれば、auのアドレスに届いたメールを格安SIMに転送して利用することができます。

転送先は、Gmailアドレスに設定すると便利です。

[設定方法](Androidの場合)

ホーム画面の「Eメール」をタップ→「Eメール設定」をタップ→「アドレス変更・その他の設定」をタップ→「接続する」をタップ→「自動転送先の設定へ」をタップ→暗証番号を入力し、「送信」をタップ→自動転送先に設定するメールアドレスを入力して「送信」→これで設定完了「閉じる」

 転送サービスの注意事項と維持費

auメールアドレスに送信されたメールは格安SIMで確認することができますが、転送先をGmailにした場合、送信アドレスはGmailアドレスとなります

また、転送サービスは無料ですが、auメールを使える契約を維持するため、最低でも月1,046円の費用がかかります

 ソフトバンクの場合

最後にソフトバンクの場合をご紹介しましょう。

メールが使える最安値プランを契約

ソフトバンクのキャリアメールが使える最安値プランに契約を変更します。

ソフトバンクの場合、最安値プランはホワイトプランですが、スマホでの契約には、ウェブ使用料およびパケット定額サービスへの加入が必須なため、月額料金は次のようになります。

ホワイトプラン 934円+ウェブ使用料300円+パケット定額2,000円~ =3,234円

 「S!メールどこでもアクセス」への加入

ソフトバンクには、「S!メール(MMS)どこでもアクセス」というサービスがあります。

これは、キャリアメール(@softbank.ne.jp)を、パソコンなどのウェブブラウザ経由で利用できるサービスで、このサービスを利用すると格安SIMでもソフトバンクのメールを利用することができます。

「S!メール(MMS)どこでもアクセス」の利用には、月額300円かかります

「S!メールどこでもアクセス」の設定方法

「S!メールどこでもアクセス」を利用するには、申し込み後、下記の手順で設定が必要です。

申し込み後届くメール内の「同意設定はこちら」をクリック→携帯電話番号とパスワードを入力してログイン→157からメール(SMS)で届くパスワードを入力→「同意する」を選択し設定完了です。

「S!メールどこでもアクセス」の利用方法

格安SIMでブラウザを立ち上げ、MySoftbankへアクセスします。

MySoftbankからメールの確認や送信、新規作成などができます。

 月の維持費は?

ソフトバンクの場合、キャリアメールを維持するためにはホワイトプランへの加入が必要ですが、付随するサービスも含めると、月額最低3,000円ほどの費用がかかることになります

 

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 まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクそれぞれ方法は異なりますが、格安SIMでもキャリアメールをそれなりに維持することが可能です。

ただ、そのキャリアも当然ですが契約を継続することが必須条件となるため、毎月1,000円~3,000円ほどの維持費が必要となります。

この費用をかけてまで、もともと使っていたキャリアメールを継続する必要があるのか?格安SIM の中には、キャリアメールを専用のメールアドレスを提供しているところもありますから、それらのサービスと費用を比較して、ご自分にあった方法を見つけてみてはいかがでしょう?